頭に大きな角2本 すさみの水族館にリョウマエビ
和歌山県すさみ町江住、エビとカニの水族館(平井厚志館長)が頭に2本の大きな角を持つ希少なエビ「リョウマエビ」の展示を始めた。同町の沖合で釣り上げられ、体長は30センチもある。同館は新型コロナウイルス感染防止のため休館していたが、21日から再開した。
リョウマエビはイセエビに似ているが、大きなとげが特徴。体色は黄色みを帯びただいだい色。水深数十~500メートルの深場の岩礁に生息する。この個体は、地元の遊漁船船長、津村啓介さんがサバの切り身を餌に水深100メートルの海域で釣り上げた。
国内では土佐湾で初めて記録されたことから、和名は土佐藩出身の志士・坂本龍馬に由来する。珍しいエビだが和名から知名度は高い。同館での県産リョウマエビの展示は2018年の印南町産に次いで2個体目。
平井館長は「釣りで捕獲して展示するのはなかなか珍しい。33日ぶりに開館したので、ぜひこのエビのかっこいい姿を見に来てほしい」と呼び掛けている。
リョウマエビはイセエビに似ているが、大きなとげが特徴。体色は黄色みを帯びただいだい色。水深数十~500メートルの深場の岩礁に生息する。この個体は、地元の遊漁船船長、津村啓介さんがサバの切り身を餌に水深100メートルの海域で釣り上げた。
国内では土佐湾で初めて記録されたことから、和名は土佐藩出身の志士・坂本龍馬に由来する。珍しいエビだが和名から知名度は高い。同館での県産リョウマエビの展示は2018年の印南町産に次いで2個体目。
平井館長は「釣りで捕獲して展示するのはなかなか珍しい。33日ぶりに開館したので、ぜひこのエビのかっこいい姿を見に来てほしい」と呼び掛けている。