和歌山県みなべ町で水揚げされた、巨大クツエビ。手前が一般的な大きさのクツエビ(27日、田辺市鮎川で)
和歌山県みなべ町の漁港で、重さ約2キロのコブセミエビ(通称クツエビ)が水揚げされた。地元の漁師も「こんなに大きなものは見たことがない」と驚いている。
27日、地元の漁師が水揚げした。全長は50センチほどもある。買い付けた田辺市鮎川の卸売業「ナガサコ」の長嶝充隆社長(61)は「イセエビと比べると、800匹に対して1匹しか取れない希少なエビ。500グラムほどが一般的な大きさで、ここまで大きいものは初めて見た」と話している。
このクツエビは、すさみ町のエビとカニの水族館で展示されている。