笑顔「咲」く年に 熊野本宮大社で来年の一文字
世界遺産に登録されている熊野本宮大社(和歌山県)で23日、来年への願いを込めた恒例の大筆書きがあり、九鬼家隆宮司(63)が「咲」という一文字を豪快に書いた。
今年で12回目。九鬼宮司は、白装束に荒縄をたすき掛けにした姿で登場。本殿前に広げられた2・9メートル四方の白い布に、長さ約130センチの大筆を使って一気に書き上げた。
九鬼宮司は「咲という漢字は、みこが両手を上げて舞う様子を神々が見てほほ笑んでいる姿が成り立ちとされる。来年は令和になって最初の新年であり、災害がなく平穏で時代が進むとともに、それぞれの目標が花咲き、笑いも絶えない幸せな一年であってほしいとの願いを込めた」と話した。
大筆書きを見守っていた田辺市神子浜2丁目の澤越純子さん(69)は「孫の名前に咲という漢字がついており、とてもうれしかった。笑いの絶えない明るい年になってほしい」と笑顔をみせた。
この書は近く、社務所近くに掲げるという。
今年で12回目。九鬼宮司は、白装束に荒縄をたすき掛けにした姿で登場。本殿前に広げられた2・9メートル四方の白い布に、長さ約130センチの大筆を使って一気に書き上げた。
九鬼宮司は「咲という漢字は、みこが両手を上げて舞う様子を神々が見てほほ笑んでいる姿が成り立ちとされる。来年は令和になって最初の新年であり、災害がなく平穏で時代が進むとともに、それぞれの目標が花咲き、笑いも絶えない幸せな一年であってほしいとの願いを込めた」と話した。
大筆書きを見守っていた田辺市神子浜2丁目の澤越純子さん(69)は「孫の名前に咲という漢字がついており、とてもうれしかった。笑いの絶えない明るい年になってほしい」と笑顔をみせた。
この書は近く、社務所近くに掲げるという。