世界の「クマイチ」へ 熊野のサイクリングルート、和歌山県地域おこし隊に唐見さん(元五輪選手)
和歌山県が活力ある地域づくりにつなげようと、本年度初めて募集した地域おこし協力隊として、五輪にも出場経験のある元自転車ロードレース選手、唐見実世子さん(50)が1日付で西牟婁振興局に着任した。同振興局が募集時のテーマにしていた、自転車で熊野を一周するサイクリングルート「クマイチ」の充実や情報発信に取り組む。
唐見さんは広島市出身。大学卒業後、実業団チームに所属し、国内外の自転車レース競技で活躍。1999年のアジア選手権で3位、2004年のアテネ五輪出場などの実績がある。22年で現役引退後は、実業団チームのコーチを務めたり、各地のサイクリングイベントのゲストとして出たり活躍してきた。
クマイチは、国道42号や国道311号を走って県南部を一周する総距離200キロ超のルート。途中、世界遺産の熊野三山(熊野那智大社、那智山青岸渡寺、熊野速玉大社、熊野本宮大社)や海岸の景観など見どころも多い。
2日に田辺市の西牟婁振興局で着任式があり、中松則夫・西牟婁振興局長(59)が唐見さんに委嘱状を手渡した。唐見さんは、これまで新宮市のチームに所属していたこともあるなど和歌山との縁を説明し「山あり、海もすごくきれい。歴史がある」と話した。
活動の抱負として「地域とサイクリストを結ぶきっかけになり、多くのサイクリスト、世界中に南紀地域の良さを知ってもらえるようになればいいなと思う。頑張ります」と語った。
上富田町に移住し、今後は紀南エリアサイクルツーリズム協議会と連携し、具体的な取り組みを展開していく予定。任期は最長3年。
唐見さんは広島市出身。大学卒業後、実業団チームに所属し、国内外の自転車レース競技で活躍。1999年のアジア選手権で3位、2004年のアテネ五輪出場などの実績がある。22年で現役引退後は、実業団チームのコーチを務めたり、各地のサイクリングイベントのゲストとして出たり活躍してきた。
クマイチは、国道42号や国道311号を走って県南部を一周する総距離200キロ超のルート。途中、世界遺産の熊野三山(熊野那智大社、那智山青岸渡寺、熊野速玉大社、熊野本宮大社)や海岸の景観など見どころも多い。
2日に田辺市の西牟婁振興局で着任式があり、中松則夫・西牟婁振興局長(59)が唐見さんに委嘱状を手渡した。唐見さんは、これまで新宮市のチームに所属していたこともあるなど和歌山との縁を説明し「山あり、海もすごくきれい。歴史がある」と話した。
活動の抱負として「地域とサイクリストを結ぶきっかけになり、多くのサイクリスト、世界中に南紀地域の良さを知ってもらえるようになればいいなと思う。頑張ります」と語った。
上富田町に移住し、今後は紀南エリアサイクルツーリズム協議会と連携し、具体的な取り組みを展開していく予定。任期は最長3年。