さあ仕事始め 知事「オール県庁で滑走路延伸を」、和歌山県内の官公庁や企業
和歌山県内の官公庁や多くの企業が6日、仕事始めとなった。最大で9日間となった年末年始の連休が明け、仕事始め式などで気持ちを新たにした。
■滑走路延伸 オール県庁で
県知事
県庁では岸本周平知事が次長級以上の幹部職員約50人を前に「今年は『オール県庁』で、もう一段ギアを上げていきたい」と訓話。南紀白浜空港の滑走路延伸事業や大阪・関西万博の機運醸成などについて、部局間同士で連携して全庁的に取り組めるよう協力を呼びかけた。
岸本知事は、昨年1年間、各部局が課題解決に取り組んできたことについて「大変心強く拝見した。一歩ずつだが、新たな挑戦を含め、前に進んできたと実感している」とねぎらった。
その上で、今年はさらに部局間の「横の輪」を強化して課題に取り組んでほしいと要望。例として、県が実現の可能性について調査している南紀白浜空港の滑走路延伸事業を挙げ「どうしても延伸したいが、そのためには(費用対効果を上げるため)利用者数を増やさないといけない。担当部局だけでなく、各課に空港推進担当を兼任する職員を置くなどして、課ごとに何か策が取れないか、ぜひ一丸となって取り組んでほしい」と促した。
また、公務員の在り方について「幸せにお正月を迎えられる方ばかりではない。さまざまな課題で、本当に困っている人もたくさんいる。そういった人に寄り添うのが私たちの仕事」と強調。公務員の魅力を県民に理解してもらえるよう全庁で議論し、多くの人が県庁で働きたいと思える職場をつくっていきたいと協力を求めた。
知事の訓話は館内にも放送した。
■新しいまちづくりに注力
田辺市長
田辺市の仕事始め式は市役所多目的ホールであり、真砂充敏市長が「新しいまちづくりに力を注ぐ一年にしたい」と職員に呼びかけた。
真砂市長は、今年は市町村合併から20周年を迎えること、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」が認定10周年を迎えることなどに言及。これらを節目に、次のステップを踏んでいきたいと述べた。
根源的な課題である人口減少対策に取り組む姿勢を強調。「大きなハードルだが、できない理由を探すのではなく、できる方法はないかを探っていきたい」と語った。
式の進行は、職員研修の一環で本年度の新規採用職員が担当。代表で税務課の善利桜雪さんが「よりよい未来へつながる道を歩んでいけるよう、さらなる成長に向け、全身全霊で業務に取り組みたい」と決意を述べた。
■滑走路延伸 オール県庁で
県知事
県庁では岸本周平知事が次長級以上の幹部職員約50人を前に「今年は『オール県庁』で、もう一段ギアを上げていきたい」と訓話。南紀白浜空港の滑走路延伸事業や大阪・関西万博の機運醸成などについて、部局間同士で連携して全庁的に取り組めるよう協力を呼びかけた。
岸本知事は、昨年1年間、各部局が課題解決に取り組んできたことについて「大変心強く拝見した。一歩ずつだが、新たな挑戦を含め、前に進んできたと実感している」とねぎらった。
その上で、今年はさらに部局間の「横の輪」を強化して課題に取り組んでほしいと要望。例として、県が実現の可能性について調査している南紀白浜空港の滑走路延伸事業を挙げ「どうしても延伸したいが、そのためには(費用対効果を上げるため)利用者数を増やさないといけない。担当部局だけでなく、各課に空港推進担当を兼任する職員を置くなどして、課ごとに何か策が取れないか、ぜひ一丸となって取り組んでほしい」と促した。
また、公務員の在り方について「幸せにお正月を迎えられる方ばかりではない。さまざまな課題で、本当に困っている人もたくさんいる。そういった人に寄り添うのが私たちの仕事」と強調。公務員の魅力を県民に理解してもらえるよう全庁で議論し、多くの人が県庁で働きたいと思える職場をつくっていきたいと協力を求めた。
知事の訓話は館内にも放送した。
■新しいまちづくりに注力
田辺市長
田辺市の仕事始め式は市役所多目的ホールであり、真砂充敏市長が「新しいまちづくりに力を注ぐ一年にしたい」と職員に呼びかけた。
真砂市長は、今年は市町村合併から20周年を迎えること、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」が認定10周年を迎えることなどに言及。これらを節目に、次のステップを踏んでいきたいと述べた。
根源的な課題である人口減少対策に取り組む姿勢を強調。「大きなハードルだが、できない理由を探すのではなく、できる方法はないかを探っていきたい」と語った。
式の進行は、職員研修の一環で本年度の新規採用職員が担当。代表で税務課の善利桜雪さんが「よりよい未来へつながる道を歩んでいけるよう、さらなる成長に向け、全身全霊で業務に取り組みたい」と決意を述べた。