「熊野」人気投票1位 訪れるべき日本の観光地、外国人向けサイト
国内最大級の外国人向け日本情報サイト「ガイジンポット(GaijinPot)」が発表した2020年に外国人が訪れるべき日本の観光地ランキングで、「熊野地方(和歌山県)」が来年オリンピックの開催を控えた「東京都」を抑えて1位に選ばれた。読者約2千人のオンライン投票により選定。同サイト編集部は「熊野が提案するような『スピリチュアルな旅行』は世界のトレンドになりつつある」としている。
ガイジンポットは、主に欧米圏の外国人読者に、旅行やグルメ、体験などの日本情報を提供している英字メディアで、フジサンケイグループの「ジープラスメディア」(東京都港区)が運営。サイトと公式SNSを合わせると、100万人以上の読者がいるという。
「訪れるべき日本の観光地ランキング」は、編集部で候補先を16カ所に絞った上で、読者によるオンライン投票によって上位10カ所を決めた。
サイトでは、熊野について、田辺市本宮町の熊野本宮大社や、那智勝浦町にある那智の滝と青岸渡寺三重塔などの写真を掲載し、英文で「古からの巡礼の地である熊野で日本の神社、農業、大自然を満喫しよう」というタイトルを付けて紹介された。
「スピリチュアルな旅に近年人気が集まっている」と旅行者の傾向を説明した上で「熊野という地には外部の者たちを幻想的な山々や広大なビーチに抵抗なく招き入れることができる風土がある」などと説明。
神道と仏教が共存してきた歴史や名所などを案内しているほか「古くから培われた共生の精神は、現代では世界中からの旅行者を温かく迎えるおもてなしの精神として息づいている」とし、熊野古道中辺路の出発点である田辺市の多言語対応や田辺市熊野ツーリズムビューローの取り組みなども紹介された。
県観光連盟の稲本英介会長は「1位に選ばれ大変うれしい。これを励みに、悠久の時を超え、今も心のよりどころとしてあり続けている熊野に、さらに多くの皆さんにお越しいただけるよう取り組んでいきたい」とコメントした。
ランキングは次の通り。
2位=東京都▽3位=中山道(岐阜県、長野県)▽4位=札幌市(北海道)▽5位=琵琶湖(滋賀県)▽6位=日光市(栃木県)▽7位=横浜市(神奈川県)▽8位=ななつ星in九州(JR九州など)▽9位=みなかみ町(群馬県)▽10位=ニセコ町(北海道)
ガイジンポットは、主に欧米圏の外国人読者に、旅行やグルメ、体験などの日本情報を提供している英字メディアで、フジサンケイグループの「ジープラスメディア」(東京都港区)が運営。サイトと公式SNSを合わせると、100万人以上の読者がいるという。
「訪れるべき日本の観光地ランキング」は、編集部で候補先を16カ所に絞った上で、読者によるオンライン投票によって上位10カ所を決めた。
サイトでは、熊野について、田辺市本宮町の熊野本宮大社や、那智勝浦町にある那智の滝と青岸渡寺三重塔などの写真を掲載し、英文で「古からの巡礼の地である熊野で日本の神社、農業、大自然を満喫しよう」というタイトルを付けて紹介された。
「スピリチュアルな旅に近年人気が集まっている」と旅行者の傾向を説明した上で「熊野という地には外部の者たちを幻想的な山々や広大なビーチに抵抗なく招き入れることができる風土がある」などと説明。
神道と仏教が共存してきた歴史や名所などを案内しているほか「古くから培われた共生の精神は、現代では世界中からの旅行者を温かく迎えるおもてなしの精神として息づいている」とし、熊野古道中辺路の出発点である田辺市の多言語対応や田辺市熊野ツーリズムビューローの取り組みなども紹介された。
県観光連盟の稲本英介会長は「1位に選ばれ大変うれしい。これを励みに、悠久の時を超え、今も心のよりどころとしてあり続けている熊野に、さらに多くの皆さんにお越しいただけるよう取り組んでいきたい」とコメントした。
ランキングは次の通り。
2位=東京都▽3位=中山道(岐阜県、長野県)▽4位=札幌市(北海道)▽5位=琵琶湖(滋賀県)▽6位=日光市(栃木県)▽7位=横浜市(神奈川県)▽8位=ななつ星in九州(JR九州など)▽9位=みなかみ町(群馬県)▽10位=ニセコ町(北海道)