今季初めて市場に並んだ地元産のマツタケ(15日、和歌山県田辺市稲成町で)
秋の味覚、マツタケが15日、和歌山県田辺市稲成町の田辺中央青果に今季初めて並んだ。平年より2週間ほど遅く、市場関係者や仲買人らは「やっと採れ始めた」と喜んだ。
前日に田辺市の本宮町や中辺路町、龍神村の4カ所から持ち込まれた。計58本あり、重さは計2・52キロ。15日朝には19ケースに分けて競りに掛けられた。仲買人らは「形が良く、大きさもいい頃合い。数も多い」と笑顔を見せた。
競りでは1キロ当たり最高4万5千円で競り落とされた。