越冬準備のムクドリが群れ 紀南の市街地
和歌山県紀南地方の市街地で、ムクドリ(ムクドリ科)が越冬準備で群れをつくっている。日本野鳥の会県支部会員によると、今夏の多雨がさまざまな鳥類に影響しているとみており、ムクドリも群れをつくる時期が遅れているという。
ムクドリは、その年生まれの若鳥が徐々に集まり、初夏のころから大きな群れが見られるようになるが、今年は秋が深まるころまで確認できなかった。以前は田辺市の天神崎や元島などを越冬のねぐらに使っていたという。
田辺市下三栖では薄暮の時間帯に、数百羽のムクドリが集まった。電線数十メートルにわたりぎっしり止まり、騒がしい鳴き声を響かせた。
ムクドリは、その年生まれの若鳥が徐々に集まり、初夏のころから大きな群れが見られるようになるが、今年は秋が深まるころまで確認できなかった。以前は田辺市の天神崎や元島などを越冬のねぐらに使っていたという。
田辺市下三栖では薄暮の時間帯に、数百羽のムクドリが集まった。電線数十メートルにわたりぎっしり止まり、騒がしい鳴き声を響かせた。