白浜温泉街の資料を町教委に寄託 元博物館学芸員の玉田さん
博物館で学芸員を長く勤めた玉田伝一郎さん(62)=和歌山県上富田町岩田=が、自身で集めたり制作したりした白浜温泉街に関する写真や出版物、映像を収めたDVDを白浜町教育委員会に寄託した。
明治~平成の時代に関する資料で、数万点になる。玉田さんは「自分が持っているものは地域の財産だと思っている。これらの価値を知ってほしい」と話し、町教委に活用するよう求めている。
玉田さんは、白浜町の平草原公園そばにある紀州博物館で26年間勤務した。「いつでも観光地としての白浜を振り返られるように」と、個人でさまざまな資料を集めたほか、町内各地で開かれるイベント会場にもよく出掛け、ビデオカメラで撮影した。昭和40~50年代の白浜の風景を描いた絵はがきや、ナレーションを付けて編集した映像も多く残している。
白浜温泉街の歴史を理解することは、より地域を好きになることにつながる。そう考える玉田さんは「白浜はここがすごい、と当たり前に話せる人たちが地元で増えれば、観光地としての格もより上がるはず」とも話し、資料に触れつつ郷土史を学ぶ機会の重要性を強調する。
町教委は、各種資料の活用方法を検討している。
明治~平成の時代に関する資料で、数万点になる。玉田さんは「自分が持っているものは地域の財産だと思っている。これらの価値を知ってほしい」と話し、町教委に活用するよう求めている。
玉田さんは、白浜町の平草原公園そばにある紀州博物館で26年間勤務した。「いつでも観光地としての白浜を振り返られるように」と、個人でさまざまな資料を集めたほか、町内各地で開かれるイベント会場にもよく出掛け、ビデオカメラで撮影した。昭和40~50年代の白浜の風景を描いた絵はがきや、ナレーションを付けて編集した映像も多く残している。
白浜温泉街の歴史を理解することは、より地域を好きになることにつながる。そう考える玉田さんは「白浜はここがすごい、と当たり前に話せる人たちが地元で増えれば、観光地としての格もより上がるはず」とも話し、資料に触れつつ郷土史を学ぶ機会の重要性を強調する。
町教委は、各種資料の活用方法を検討している。