串本の海水浴場が海開きへ コロナ対策徹底し7月18日
和歌山県串本町は23日、橋杭海水浴場(くじの川)と田原海水浴場(田原)を新型コロナウイルス感染症対策を徹底して7月18日~8月31日に開設すると発表した。
町によると、新型コロナの影響で、今シーズンの開設は見送ることも含めて検討していたが、外出自粛で打撃を受けている町内の観光産業などへの影響なども考慮し、「3密」を防ぐ町独自のガイドラインを策定して開設することを決めたという。
海水浴客には、砂浜での人との間隔を1~2メートル確保する、着替えや衣類の保管はできる限り車内や宿所を利用する、手指消毒の徹底、ごみの持ち帰りなどを求めるとしており、期間中、定期放送で注意を呼び掛ける。
さらに、駐車場の使用箇所を少なくして利用者を制限するほか、販売施設には消毒液を設置する。
田嶋勝正町長は「新型コロナの影響で観光客が激減する中、町の経済もやっとスタートしてきたところ。海水浴場は町の観光にとって大きな目玉になっている。コロナの感染を心配する町民の声もあるとは思うが、対策を徹底することで、町の経済を少しずつ動かしていかねばならないと思っている」と町民に対し理解を求めた。
町によると、昨シーズンの海水浴場開設期間中(6月30日~8月31日)の利用客は、台風などで休日に雨が多かった影響で、橋杭が前シーズンより3317人少ない8439人、田原が前シーズンより635人少ない1598人だった。
近隣では、白浜町の白良浜海水浴場が7月23日~8月31日に開設されることが決まっている。
町によると、新型コロナの影響で、今シーズンの開設は見送ることも含めて検討していたが、外出自粛で打撃を受けている町内の観光産業などへの影響なども考慮し、「3密」を防ぐ町独自のガイドラインを策定して開設することを決めたという。
海水浴客には、砂浜での人との間隔を1~2メートル確保する、着替えや衣類の保管はできる限り車内や宿所を利用する、手指消毒の徹底、ごみの持ち帰りなどを求めるとしており、期間中、定期放送で注意を呼び掛ける。
さらに、駐車場の使用箇所を少なくして利用者を制限するほか、販売施設には消毒液を設置する。
田嶋勝正町長は「新型コロナの影響で観光客が激減する中、町の経済もやっとスタートしてきたところ。海水浴場は町の観光にとって大きな目玉になっている。コロナの感染を心配する町民の声もあるとは思うが、対策を徹底することで、町の経済を少しずつ動かしていかねばならないと思っている」と町民に対し理解を求めた。
町によると、昨シーズンの海水浴場開設期間中(6月30日~8月31日)の利用客は、台風などで休日に雨が多かった影響で、橋杭が前シーズンより3317人少ない8439人、田原が前シーズンより635人少ない1598人だった。
近隣では、白浜町の白良浜海水浴場が7月23日~8月31日に開設されることが決まっている。