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2024年11月16日(土)

稚アユ500キロ放流 古座川漁協、明神小児童も参加

稚アユを放流する明神小学校の児童(16日、古座川町一雨で)
稚アユを放流する明神小学校の児童(16日、古座川町一雨で)
 6月1日のアユの友釣り解禁に向け、古座川漁協(大屋敏治組合長)は16日、古座川町内の古座川本流や支流に稚アユを計約500キロ放流した。地元の明神小学校児童10人も参加した。

 3月27日の約1トンに続いて今季2回目の放流。同町一雨の明神小学校前での放流では、集まった児童を前に井口一副組合長(71)が「けがのないように春の風物詩を楽しんで」とあいさつ。児童は、組合役員から体長7センチ前後のアユをバケツに入れてもらい、川へ放った。

 昨年に続いて放流に参加した2年生の和田みことさん(7)は「楽しかった。(稚アユは)暴れん坊だった」と喜んでいた。

 組合役員によると、今年は昨年に比べ天然遡上(そじょう)が多いことから、追加放流はしない見込みだという。