田辺の良さ知って 壁にイラストマップ、市内の居酒屋、和歌山
和歌山県田辺市湊の居酒屋「膳」は、店内の壁一面に市街地のイラストマップを描いた。観光施設や商店など約30のスポットを紹介している。「観光案内やネットでは見つけられないディープな田辺の良さを発信したい」という。
熊野古道を訪れる観光客の利用も多いことから、店主の稲垣基さん(41)が「市街地にもたくさんの魅力があることを知り、訪れてもらえる関係をつくりたい」と、人、物、場所をつなぐマップを考えた。
イラストマップは縦2・2メートル、横6メートル。JR紀伊田辺駅から扇ケ浜周辺までのカフェや酒店、南方熊楠顕彰館など約30のスポットが描かれている。
店内で提供する特産品や酒類など、客が気に入った品を購入できる店を紹介したり、お薦めスポットを案内したりして、マップをきっかけに店と客の交流が深まった。観光客同士や地元の常連客と観光客の会話も生まれやすくなったという。
マップは、「W.story(ダブルストーリー)」名義で活動する画家加藤綾さん(田辺市上の山2丁目)が手がけた。隣に田辺市全体のイラストマップも描いている。
壁には「対話の心得8ケ条」として「答えを一つと思わん方がええ」「アイデアをつなげていこら」「飲みニケーションが大切やよ」などの言葉もある。
稲垣さんは「飲んで、語って、つながれる居酒屋でありたい。マップのスポットを訪れれば、地域で活躍する人たちと出会えるはず。田辺と関係人口をつなぐコンシェルジュ(総合的な世話係)としてコミュニティーをつくり、広げていきたい」と話している。
熊野古道を訪れる観光客の利用も多いことから、店主の稲垣基さん(41)が「市街地にもたくさんの魅力があることを知り、訪れてもらえる関係をつくりたい」と、人、物、場所をつなぐマップを考えた。
イラストマップは縦2・2メートル、横6メートル。JR紀伊田辺駅から扇ケ浜周辺までのカフェや酒店、南方熊楠顕彰館など約30のスポットが描かれている。
店内で提供する特産品や酒類など、客が気に入った品を購入できる店を紹介したり、お薦めスポットを案内したりして、マップをきっかけに店と客の交流が深まった。観光客同士や地元の常連客と観光客の会話も生まれやすくなったという。
マップは、「W.story(ダブルストーリー)」名義で活動する画家加藤綾さん(田辺市上の山2丁目)が手がけた。隣に田辺市全体のイラストマップも描いている。
壁には「対話の心得8ケ条」として「答えを一つと思わん方がええ」「アイデアをつなげていこら」「飲みニケーションが大切やよ」などの言葉もある。
稲垣さんは「飲んで、語って、つながれる居酒屋でありたい。マップのスポットを訪れれば、地域で活躍する人たちと出会えるはず。田辺と関係人口をつなぐコンシェルジュ(総合的な世話係)としてコミュニティーをつくり、広げていきたい」と話している。
