和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年04月18日(金)

梅やきとりで入学祝う 新入生と保護者に、和歌山県神島高校

上級生(右)から入学祝いの梅やきとりを受け取る新入生=9日、和歌山県田辺市の神島高校で
上級生(右)から入学祝いの梅やきとりを受け取る新入生=9日、和歌山県田辺市の神島高校で
 和歌山県の神島高校(田辺市文里2丁目)で9日、生徒会と商品開発プロジェクト「神島屋」が、入学式を終えた新入生約240人と保護者に、焼きたての「梅やきとり」を1本ずつプレゼントした。

 梅やきとりは、梅干し製造の際に発生する梅酢を調味料として活用した神島屋の名物商品で、人気が高い。新入生は突然のプレゼントに驚きながらも、先輩から手渡された梅やきとりをその場で頬張っていた。

 新入生の谷本ののかさんは「初めて食べた。梅は苦手だけれど、これはおいしい」と笑顔。高校生活の抱負については「早速他の中学校出身の友達もできた。高校生活が本当に楽しみ。バスケ部に入って頑張りたい」と語った。

 神島屋で活動する3年の植野音祢さんは「神島屋は自分の都合のいいタイミングで活動できるし、違うクラスの子とも交流できて楽しい。新入生も大勢参加してくれたらうれしい」と話した。