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2025年03月28日(金)
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「嘉之助 NEW POT 2025」(59%, 200ml) 嘉之助蒸溜所SHOPで数量限定発売

年1回シングルモルト嘉之助の「ニューポット」で予想するKANOSUKEの潜在力

2025年3月25日
小正嘉之助蒸溜所株式会社

「嘉之助 NEW POT 2025」(59%, 200ml)
嘉之助蒸溜所SHOPで数量限定発売
年1回シングルモルト嘉之助の「ニューポット」で予想するKANOSUKEの潜在力

 小正嘉之助蒸溜所株式会社(蒸留所名:嘉之助蒸溜所、所在地:鹿児島県日置市、代表取締役:小正芳嗣)は、2025年4月1日(火)より、「嘉之助 NEW POT 2025」を嘉之助蒸溜所SHOP限定・数量限定発売いたします。
「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」をコンセプトに掲げ、メローな味わいのウイスキー製造を行うKANOSUKEは「鹿児島発、世界に挑む次世代ジャパニーズウイスキー」として、2023年より毎年、熟成前のウイスキー原酒「ニューポット」を数量限定でリリースしてきました。熟成の過程に入る前のウイスキー原酒「ニューポット」は、KANOSUKEの技術と挑戦の「現在」を映し出す1本。
糖化・発酵・蒸留のすべてを一貫して国内で行い、ジャパニーズウイスキーの定義に則った高品質なウイスキー造りを追求するKANOSUKEの無色透明な原酒が、3年後、5年後にはどのような熟成を遂げるのか、未来のウイスキー像に思いを馳せながら味わっていただける特別な商品です。
今年から「嘉之助 NEW POT」シリーズは、日本洋酒組合によるジャパニーズウイスキーの定義・自主規制が制定・運用された記念日である4月1日に合わせ、毎年継続的にリリースしていく予定です。造り手としてのウイスキーの原点に真摯に向き合い続ける決意の1本をお楽しみください。
 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O1-9pNg5FkW

 
製品概要
3基あるポットスチルのうち、SS1、SS2の2つのスピリッツスチルで、それぞれ再留し、掛け合わせたミディアムタイプのニューポット。ストレート型とランタン型、それぞれ異なる特徴を持つスチルの個性が調和し、クリアさと華やかさのバランスが際立つ仕上がりです。
ピート原酒由来の、燻製カシューナッツを思わせる香ばしいアロマや、鰹節のようなスモーキーなフレーバーの中に、シトラスの爽やかさとまろやかな甘みが感じられます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O9-M5qTi068

•麦芽…ピート麦芽
•酵母…ディスティラリー酵母
•ポットスチル(銅製蒸留器)…三宅製作所製 初留釜6,000L、再留釜3,000L、1,600L
•ボトリング日…2025年3月、嘉之助蒸溜所SHOPにて限定300本販売

ラベルデザインは、使用した3基のポットスチルをモチーフに
 今回のNEWPOTは、WS初溜釜で蒸溜した原酒をSS1とSS2で再溜した2種類の原酒をブレンド。 「NEWPOTシリーズ」のラベルには、3基のポットスチルが描かれています。 ラベルの色調はピート原酒のイメージカラーから選んでいます。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O11-0osK4rXj
今回使用した蒸留器:左から、WS, SS1, SS2

テイスティングノート
COLOUR:無色透明
AROMA  :グレープフルーツピールの砂糖漬け・ライ麦・燻製カシューナッツ
PALATE :リッチでクリーミー・鰹節・葉巻・ドライオレンジ・アプリコット
FINISH   :桃のようなフルーティーさと、麦の優しい甘み、ビターとピートが心地良く続く

KANOSUKEのニューポット – 蒸溜所の個性を映し出すウイスキーの原点
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O6-R3vSAoQD

ニューポットは、モルトウイスキーの蒸溜工程を終えたばかりの原酒で、アルコール度数は平均して65~70%と高く、若々しく力強い味わいが特徴です。通常は2回の単式蒸溜(初溜・再溜)を経て得られ、その後の熟成を経て琥珀色のウイスキーへと変化します。そのため、この段階のニューポットには、蒸溜所の個性や、未来のウイスキーの可能性が色濃く表れるのです。KANOSUKEは、ウイスキーの本質を追求する中で、蒸溜直後の無色透明な原酒「ニューポット(ニューメイク・スピリッツ)」にも強いこだわりを持っています。100~140時間にも及ぶ長時間発酵と、異なる形状のラインアームを持つ3基の蒸溜器を駆使することで、繊細かつ奥深い酒質を実現。さらに、焼酎造りで培った技術を活かし、なめらかで甘みのある風味を引き出しています。
ピュアでフレッシュでありながら、複雑な味わいを持つKANOSUKEのニューポットは、将来の熟成を経たウイスキーの姿を予感させます。
尚、2019年に発売した「嘉之助 NEWPOT」は、国際的なウイスキーコンペティションにおいて「ベスト・ジャパニーズ・ニューメイク」賞を受賞。その後もウイスキーの原点ともいえるニューポットの品質向上に、日々取り組んでいます。

嘉之助が発表したこれまでのNEWPOTの一例

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O3-3Zk4r8po

•NEWPOT 2019:ノンピート麦芽を使用し、2基の再溜釜で蒸溜した2種類の原酒をブレンド。豊かな香りと複雑な味わいを持つニューポット。「ワールド・ウイスキー・アワード2019」で 「ベストジャパニーズニューメイク受賞」
•NEWPOT 2023:ランタン型SS2のスピリッツスチルで蒸溜した、フルーティーで繊細な原酒。レモングラスや青りんごの爽やかな香りに、やわらかな甘さが調和した味わい。
•NEWPOT 2024:ストレート型SS1のスピリッツスチルで蒸溜した、華やかでエステリーな原酒。レモンや梨のようなフレッシュな香りとともに、メローな甘さが広がる仕上がり。

KANOSUKE :次世代ジャパニーズウイスキー

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O7-A5eET8c5
商品名:シングルモルト嘉之助 シングルモルト・ジャパニーズウイスキー
度数:48%
希望小売価格(税込):9,900円
内容量:700ml

KANOSUKEは2017年の創業以来、日本洋酒酒造組合が定める基準に則り、「JAPANESE WHISKY」とラベルに明記したシングルモルトづくりを続けています。かつて「ジャパニーズウイスキー」の定義は曖昧で、海外で製造された原酒を国内で瓶詰めした製品も「ジャパニーズ」として流通していました。 こうした背景を受け、日本洋酒酒造組合は2021年に新たな基準を策定。3年の移行期間を経て、2024年4月1日から正式に施行。基準では、日本国内での原料使用・製造・熟成(3年以上)・瓶詰め(アルコール度数40%以上)が義務付けられました。 KANOSUKEでは、スコットランド産麦芽を主に使用しつつ、仕込みの一部や鹿児島限定販売商品では、焼酎の製麹機を利用した自社モルティング製法で作る麦芽の使用も推進。仕込み水にはシラス台地の伏流水 を用い、糖化・発酵・蒸溜・熟成を国内で行っています。 また、2017年の蒸溜開始から3年後の2021年には、初のシングルモルト「嘉之助 FIRST EDITION」 を発表し、ジャパニーズウイスキーを、鹿児島から世界へと発信し続けています。

 
KANOSUKEについて
鹿児島から世界に挑む、次世代ジャパニーズウイスキー
KANOSUKEは、「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」をコンセプトに掲げ、原酒造りから蒸留・熟成まですべて国内で行うジャパニーズウイスキーです。優雅かつ芳醇な味わいが特徴で、そのルーツは140年の歴史を持つ焼酎造りにあります。1957年、日本初の、革新的な樽貯蔵米焼酎「メローコヅル」を生み出した2代目・小正嘉之助は、「日本一夕日の美しい場所から、鹿児島の蒸留酒文化を世界へ広めたい」という夢を抱き、鹿児島・吹上浜のほとりに理想の地を見つけました。世界を目指す祖父の夢を受け継いだ4代目・小正芳嗣は、この地に2017年「嘉之助蒸溜所」を創業。焼酎造りで培った蒸留技術を活かし、3基のポットスチルを駆使して造った多彩な原酒を、焼酎リチャー樽など多様な樽で熟成させ、唯一無二の風味を実現しました。 ウイスキーの熟成を早める日置特有の激しい寒暖差と、吹上浜からの潮風が表情豊かな奥行きを育み、濃厚で芳醇、日置の夕日を思わせる心地よいメローな味わいを生み出しています。 KANOSUKEはそのウイスキー造りを通して、鹿児島から世界への挑戦を続けています。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O5-19DZ249T

【会社概要】
社名:小正嘉之助蒸溜所株式会社
本社所在地:鹿児島県日置市日吉町神之川845-3
代表取締役社長:小正芳嗣
事業内容:ウイスキー製造
設立:2017年
HP:https://kanosuke.com/

<嘉之助蒸溜所の主な受賞歴>
•ワールド・ウイスキー・アワード2025 Icons of Whisky <Rest of World> ブランドイノベーター部門最優秀賞、嘉之助蒸溜所
•ワールド・ウイスキー・アワード2025  Icons of Whisky <Rest of World>最優秀貯蔵庫責任者部門、神前拓馬
•ニューオリンズ・スピリッツ・コンペティション 2024 ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー
•ワールド・ウイスキー・アワード2024 Icons of Whisky <Rest of World>ブランド・アンバサダー部門奨励賞、小正芳嗣
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202503256231-O8-7ptWuGQY



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202503256231
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