地域との関わり強めよう 高雄中生と公民館が協力、和歌山県田辺市
和歌山県田辺市高雄3丁目の高雄中学校で、生徒と校区内の公民館が協力して企画した初の取り組み「TSPフェスティバル」があった。同校で希望した生徒と、各公民館主事、町内会役員などが参加し、ニュースポーツやフルーツカッティング体験などを通して、楽しみながら交流した。
同校は四つの小学校(田辺第一、稲成、会津、田辺東部)から生徒が集まるため、地域と密着した行事などを開きにくいことが課題になっていた。
一方で、校区内には公民館が五つ(万呂、秋津、稲成、中部、ひがし)あり、連携できる担当職員が多いという「強み」もあることから、同校の生徒会を中心とした生徒有志らが、地域の大人との交流会を発案。「タカオスマイルプロジェクト」と名付け、各公民館主事と話し合いを重ねた。
TSPフェスは地域連携を深める第一歩として5日にあった。「運動・社会」と「文化」の2ジャンルに分かれて交流。体育館では、生徒と町内会の人が円形に座って対話する「トークフォークダンス」や、カローリング、囲碁ボール、モルックといったニュースポーツの体験があった。各ルール説明は公民館主事が務め、部活動や将来の夢、昔の学校やまちの話などの会話を生徒や大人たちが楽しんだ。
校舎内では、地域から講師を招き、生け花教室やフルーツカッティング体験を楽しんだ。生け花ではバラや桜、ガーベラなどの花を、フルーツにはパイナップルをメインにリンゴやオレンジを使って、1人1作品ずつ完成させた。
運営に携わった3年生の前田武道さんは「初めは緊張したけど、地域の人だからこそ知っている話が聞けたり、ニュースポーツを体験できたりして、みんなの笑顔が増えてきて、こういう場をつくれて良かった。後輩にも地域交流の楽しさを伝えていって、恒例の企画になればうれしい」と話した。
万呂公民館主事の落合颯人さん(22)は「中学生と地域の大人をつなぐ役割ができればと思った。今後もさらに連携を続けていきたい」と手応えを語った。
同校は四つの小学校(田辺第一、稲成、会津、田辺東部)から生徒が集まるため、地域と密着した行事などを開きにくいことが課題になっていた。
一方で、校区内には公民館が五つ(万呂、秋津、稲成、中部、ひがし)あり、連携できる担当職員が多いという「強み」もあることから、同校の生徒会を中心とした生徒有志らが、地域の大人との交流会を発案。「タカオスマイルプロジェクト」と名付け、各公民館主事と話し合いを重ねた。
TSPフェスは地域連携を深める第一歩として5日にあった。「運動・社会」と「文化」の2ジャンルに分かれて交流。体育館では、生徒と町内会の人が円形に座って対話する「トークフォークダンス」や、カローリング、囲碁ボール、モルックといったニュースポーツの体験があった。各ルール説明は公民館主事が務め、部活動や将来の夢、昔の学校やまちの話などの会話を生徒や大人たちが楽しんだ。
校舎内では、地域から講師を招き、生け花教室やフルーツカッティング体験を楽しんだ。生け花ではバラや桜、ガーベラなどの花を、フルーツにはパイナップルをメインにリンゴやオレンジを使って、1人1作品ずつ完成させた。
運営に携わった3年生の前田武道さんは「初めは緊張したけど、地域の人だからこそ知っている話が聞けたり、ニュースポーツを体験できたりして、みんなの笑顔が増えてきて、こういう場をつくれて良かった。後輩にも地域交流の楽しさを伝えていって、恒例の企画になればうれしい」と話した。
万呂公民館主事の落合颯人さん(22)は「中学生と地域の大人をつなぐ役割ができればと思った。今後もさらに連携を続けていきたい」と手応えを語った。