紀南にコサギの群れ 富田川で餌探す、和歌山
和歌山県紀南地方への飛来数が少ないコサギ(サギ科)の群れが、上富田町市ノ瀬の富田川に飛来した=写真。群れは30羽ほどで、日本野鳥の会県支部会員によると、最近あまり見かけない大きな群れだという。
コサギは全長約60センチ。他のサギ類より小さく足も短い。くちばしと足が黒く、足の指だけが黄色いのが特徴。平野の農耕地を中心に、河川でも浅い瀬や流れの緩やかな入り江に飛来する。近年は河川改修などで適地が減っている。
会員は「紀北では繁殖していた記録はあるが、紀南では確認されていない。このままとどまって繁殖してくれれば」と話している。
コサギは全長約60センチ。他のサギ類より小さく足も短い。くちばしと足が黒く、足の指だけが黄色いのが特徴。平野の農耕地を中心に、河川でも浅い瀬や流れの緩やかな入り江に飛来する。近年は河川改修などで適地が減っている。
会員は「紀北では繁殖していた記録はあるが、紀南では確認されていない。このままとどまって繁殖してくれれば」と話している。