和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年01月16日(木)

【西南学院大学】本学大学院在学生 鈴木結生さん 第172回芥川賞受賞



本学大学院に在学中の鈴木結生さんが、第172回芥川龍之介賞を受賞しました。




本件のポイント
・本学大学院に在学中の鈴木結生さんが、第172回芥川龍之介賞を受賞した
・鈴木さんは、本学在学中4年次に「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞。今回、2作目となる「ゲーテはすべてを言った」(「小説トリッパー」秋季号)が芥川賞を受賞した
・同作はゲーテの研究者である主人公が、自分の知らないゲーテの言葉と出会い、その原典を探し求める物語で、繊細な筆致とゲーテ研究という専門性の高いテーマを巧みに融合されている点が高く評価された
・本学では、学生が主体的に文学や読書に親しむための取り組みとして「読書会プロジェクト」を実施しており、広い視野で文学を楽しみ、表現力や思考力を養う教育環境を整えている。本学にとっても、今回の鈴木結生さんの芥川賞受賞の朗報は、非常に喜ばしいものである

鈴木 結生(すずき ゆうい)
<略歴>
2001年生まれ、福島県郡山市出身
2024年西南学院大学 外国語学部外国語学科卒業
現在は、西南学院大学大学院 外国語学研究科 外国語学専攻修士課程1年生
第10回林芙美子文学賞[佳作](2024年)「人にはどれほどの本がいるか」
第172回芥川龍之介賞受賞(2025年)「ゲーテはすべてを言った」


芥川賞受賞 お祝いの言葉
鈴木 結生 様
                             西南学院大学 学長 今井 尚生

鈴木 結生さんの芥川賞受賞について、心からお祝い申し上げます。
これまでも多くの卒業生が様々な分野で活躍しておりますが、文学の世界において、
本学卒業生である葉室麟氏「蜻蛉ノ記」(2012年)、東山彰良氏「流」(2015年)の直木賞受賞や
沼田真佑氏「影裏」(2017年)の芥川賞受賞に続き、現役での本学大学院生による芥川賞の受賞を
大変嬉しく思っています。
鈴木さんは、昨年「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞され、
活躍を楽しみに応援していたところでしたので、この度芥川賞を受賞されましたことは、
在学生のみならず、卒業生、教職員にとっても大いなる励みになることでしょう。
今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

▼本件に関する問い合わせ先
西南学院 総合企画部 広報・校友課
住所:福岡市早良区西新6-2-92
TEL:092-823-3248
FAX:092-823-3249
メール:koho@seinan-gu.ac.jp


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