矢倉神社で火焚き祭り
和歌山県古座川町宇津木の矢倉神社で6、7日、山の恵みに感謝する火焚(た)き祭りが営まれた。地域住民が集まって火を囲み、無病息災や豊作を願った。
30戸約70人が暮らす宇津木区の祭り。祭壇のみがあり、鳥居や社殿がない神社で毎年この日に営んでいる。
6日の宵宮は午後6時ごろから、当番の区民が境内で雑木を積んで燃やし始めた。参拝者が次々と訪れ、燃え上がる炎を見守った。この日は午後10時ごろまで燃やした。
7日は朝から再び燃やし始め、「シトギ」と呼ばれる焼いた餅を参拝者に配った。古座川町史によると、シトギを食べると風邪をひかないといった言い伝えがあるという。
三宅純一区長(71)は「コロナの時でも火焚き祭りだけは続けてきた。質素ではあるがみんなで盛り上げてやっている。祭りをなくしてはいけない。僕たちの代で終わるのではなく協力して継続していきたい」と話した。
30戸約70人が暮らす宇津木区の祭り。祭壇のみがあり、鳥居や社殿がない神社で毎年この日に営んでいる。
6日の宵宮は午後6時ごろから、当番の区民が境内で雑木を積んで燃やし始めた。参拝者が次々と訪れ、燃え上がる炎を見守った。この日は午後10時ごろまで燃やした。
7日は朝から再び燃やし始め、「シトギ」と呼ばれる焼いた餅を参拝者に配った。古座川町史によると、シトギを食べると風邪をひかないといった言い伝えがあるという。
三宅純一区長(71)は「コロナの時でも火焚き祭りだけは続けてきた。質素ではあるがみんなで盛り上げてやっている。祭りをなくしてはいけない。僕たちの代で終わるのではなく協力して継続していきたい」と話した。