特産ユズ、色づき進む 山里に本格的な秋、和歌山県古座川町平井
和歌山県古座川町で特産のユズが黄色く色づき始め、山里に本格的な秋の訪れを告げている。同町平井の農事組合法人「古座川ゆず平井の里」(倉岡有美代表理事)によると、気温が高い日が続いたことで、色づきが例年より1週間ほど遅れているという。
平井の里では、ユズの果汁を搾って加工したジュースやポン酢、ドレッシングなどを販売し、人気を集めている。
町内で組合員50人がユズを栽培しており、平井の里によると今年は65~70トンの収穫を見込んでいる。豊作だった昨年に比べると、半分ほどになる。29日に初搾りを予定していたが、色づきが遅れているため11月1日に延期した。
5月に平井地区で発生した地すべりの影響も出ている。平井の里を含めた農家4軒が育てている約5トンのユズは今年収穫できないという。平井の里は工場の水源地が地すべり現場付近にあり、水が止まってしまった場合、修繕に行きにくい状況だ。
また、昭和50年代に整備された平井のパイロット園は、植林された周りの木が大きくなったことで日当たりが悪く、実がなりにくくなっている。平井の里では、地区内の耕作放棄地を活用したユズ栽培にも力を入れていく考え。
倉岡代表理事(56)は「夏場の暑い中、農家さんが育ててくれたユズは他よりも香りが良い。フレッシュさ、爽やかさを食卓に早く届けたい」と話した。
平井の里では、ユズの果汁を搾って加工したジュースやポン酢、ドレッシングなどを販売し、人気を集めている。
町内で組合員50人がユズを栽培しており、平井の里によると今年は65~70トンの収穫を見込んでいる。豊作だった昨年に比べると、半分ほどになる。29日に初搾りを予定していたが、色づきが遅れているため11月1日に延期した。
5月に平井地区で発生した地すべりの影響も出ている。平井の里を含めた農家4軒が育てている約5トンのユズは今年収穫できないという。平井の里は工場の水源地が地すべり現場付近にあり、水が止まってしまった場合、修繕に行きにくい状況だ。
また、昭和50年代に整備された平井のパイロット園は、植林された周りの木が大きくなったことで日当たりが悪く、実がなりにくくなっている。平井の里では、地区内の耕作放棄地を活用したユズ栽培にも力を入れていく考え。
倉岡代表理事(56)は「夏場の暑い中、農家さんが育ててくれたユズは他よりも香りが良い。フレッシュさ、爽やかさを食卓に早く届けたい」と話した。