和歌山県みなべ町筋の南部川河川敷に、珍しい白化個体のセキレイが飛来している。セグロセキレイと推測され、他のセキレイと一緒に過ごしている。

　セグロセキレイはスズメより少し大きく、尾羽が長い。この尾羽を上下に振りながら歩き回るのが特徴。普通は体の上面が黒色、下面が白色をしている。今回見つかった個体は全身が白くて一部に黒が交じる。目は黒いが、くちばしと足はピンク色をしている。

　この個体は、普通色のセグロセキレイやキセキレイと一緒に土手をうろうろしたり、せきで餌を探したりしている。