小谷町長が死去 体調不良で入院中、和歌山県みなべ町
和歌山県みなべ町の小谷芳正町長(74)が7日午前1時半、肺炎のため入院先の和歌山市内の病院で死去した。通夜は10日午後7時から、告別式は11日午前10時から、いずれもみなべ町東吉田326の1のセレモニーホールみなべで。自宅は同町筋776。喪主は長男の真主(まさゆき)氏。
小谷氏は、胃のポリープの手術のため6月25日から療養に入り、手術は成功したが、誤嚥(ごえん)性肺炎を患い、入院が長期化していた。
みなべ町筋出身。南部高校卒業。1968年に南部川村職員になり、村総務課長、南部町・南部川村合併協議会事務局長、みなべ町副町長などを経て、2008年の町長選で無投票当選。その後も3回連続で無投票当選した。今年3月の町議会では、9月の町長選に5選を目指して立候補すると表明していた。
田辺市の真砂充敏市長は「みなべ町と田辺市という共通の生活文化圏において、共に地域の発展に力を合わせてきた小谷町長の突然の悲報に、大きな驚きと深い悲しみを禁じ得ない。これまでのご功績とご貢献に敬意と感謝の意を表するとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げる」と追悼した。
印南町の日裏勝己町長は「体調が優れず入院していると聞いていて、ずっと心配していた。日高郡内では町長としての在職日数が長く、県町村会長も務められた大先輩で、いろんなことを教えてもらった。本当に残念だ」と悔やんだ。
■町長選 日程を調整
小谷町長の死去に伴う町長選は、公職選挙法により選挙を行うべき事由が生じた日から50日以内に行うと規定されている。任期満了による町長選・町議選を9月24日告示、29日投開票としており、町選挙管理委員会によると、これから日程を協議・調整するという。
町長選には元町議で梅農園代表の新顔、山本秀平氏(32)と、金融機関社員の新顔、平松重孝氏(52)が立候補を表明している。選挙戦になれば、04年の新町誕生時以来、20年ぶり。
小谷氏は、胃のポリープの手術のため6月25日から療養に入り、手術は成功したが、誤嚥(ごえん)性肺炎を患い、入院が長期化していた。
みなべ町筋出身。南部高校卒業。1968年に南部川村職員になり、村総務課長、南部町・南部川村合併協議会事務局長、みなべ町副町長などを経て、2008年の町長選で無投票当選。その後も3回連続で無投票当選した。今年3月の町議会では、9月の町長選に5選を目指して立候補すると表明していた。
田辺市の真砂充敏市長は「みなべ町と田辺市という共通の生活文化圏において、共に地域の発展に力を合わせてきた小谷町長の突然の悲報に、大きな驚きと深い悲しみを禁じ得ない。これまでのご功績とご貢献に敬意と感謝の意を表するとともに、ご冥福を心よりお祈り申し上げる」と追悼した。
印南町の日裏勝己町長は「体調が優れず入院していると聞いていて、ずっと心配していた。日高郡内では町長としての在職日数が長く、県町村会長も務められた大先輩で、いろんなことを教えてもらった。本当に残念だ」と悔やんだ。
■町長選 日程を調整
小谷町長の死去に伴う町長選は、公職選挙法により選挙を行うべき事由が生じた日から50日以内に行うと規定されている。任期満了による町長選・町議選を9月24日告示、29日投開票としており、町選挙管理委員会によると、これから日程を協議・調整するという。
町長選には元町議で梅農園代表の新顔、山本秀平氏(32)と、金融機関社員の新顔、平松重孝氏(52)が立候補を表明している。選挙戦になれば、04年の新町誕生時以来、20年ぶり。