和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年07月04日(木)

子どもたちが多様な学びや生き方に触れることのできる居場所“東大阪市初” の子ども第三の居場所『すばこのいえ』開所式開催

「子ども第三の居場所」プロジェクト事務局
『すばこのいえ』がオープン!

特定非営利活動法人 ぴよぴよ会(大阪府東大阪市、代表 西川 香里)は、6月29日(土)に、家でも学校でもない子どもの新しい居場所である、子ども第三の居場所「すばこのいえ」の開所式を開催しました。なお、子ども第三の居場所「すばこのいえ」は、日本財団「子ども第三の居場所」事業において大阪府東大阪市として初の拠点となります。


(左)集合写真 (右)くす玉割の様子
2000年の法人設立以来、東大阪市内で障害福祉事業や児童発達支援、放課後デイサービスを中心に運営して参りました。事業を通じ、障害者と認知・認定されれば守られる社会に疑問を感じ、支援の幅も限られず、狭間のない子育て支援をしたいという想いから、日常的に子どもたちが安心して気軽に通える居場所づくりの必要性を実感してきました。この背景から、障害分野など関係なく子どもと関われる親子食堂をスタートしています。支援を行う中で、家庭環境によって子どものたちの孤立・生活習慣などの課題が見え、この度、日本財団の助成を受け、「子ども第三の居場所」の新たな拠点として開設する運びとなりました。

子ども第三の居場所「すばこのいえ」は、地域で育つ子どもたちに対して、一人一人が安心して過ごすことができ、地域の大人と関わりを持ちながら、多様な学びや生き方に触れることのできる居場所を目指します。子ども食堂・学習支援だけでなく、生活習慣を整えられる居場所を提供し、保護者にとっても、子育ての不安や悩みを相談できる居場所として運営して参ります。

式典では、代表の西川が「子ども達が親でも先生でもない大人と出会い、話をすることで価値観を広げ、未来へ希望を持てるような場所になれば」と挨拶をし、東大阪市長 野田 義和様など日頃からご支援いただいている関係者の皆様から祝辞を賜りました。

今後は、常勤職員1名、非常勤2名、ボランティア数名で運営し、平日の火・水・木曜日(14:00~18:30)、長期休暇に(14:00~18:30)開所します。また堂島ロータリークラブさんのご協力により、8月24日にオリックスドーム野球観戦などのイベントも予定しています。
施設概要



施設名:すばこのいえ
所在地:大阪府東大阪市稲田上町1-8-8
対象者:6歳~18歳未満
開所日時:火・水・木(14:00~18:00 ※19:30まで延長可)
    長期休暇(12:00~18:00※19:30まで延長可)
     ※別途実費あり
スタッフ:常勤職員1名(介護福祉士)、非常勤2名、ボランティア数名(近畿大学の学生など) 
HP:https://piyopiyokai.jp
SNS:【Instagram】 https://www.instagram.com/piyopiyokai/
運営主体:特定非営利活動法人 ぴよぴよ会



「メンバー(利用者)と一緒に楽しむこと。メンバーのみなさんが「自分でできること」を少しずつ増やしてくれること」地域の中で障害児・者・高齢者が一市民として自立した生活、主体的な生活をしていくために、居宅介護事業、移動支援事業、放課後等デイサービス事業、児童発達支援事業、相談支援事業を運営しています。
https://piyopiyokai.jp/
「子ども第三の居場所」とは


子ども第三の居場所 ロゴ
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に232ヶ所設置されています。(2024年6月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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