和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年07月03日(水)

「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM in YOKOSUKA」を募集します

「スタートアップオーディション in YOKOSUKA」との共同開催で横須賀エリアの地域課題解決を目指す
地域課題解決型オープンイノベーションプログラム第1弾として,横須賀市を舞台に開催

 京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区,社長:川俣 幸宏,以下 京急電鉄)は,公益財団法人横須賀市産業振興財団が主催する「スタートアップオーディションin YOKOSUKA」(以下,スタートアップオーディション)にて,横須賀市を舞台に地域課題解決型オープンイノベーションプログラム第1弾「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM in YOKOSUKA」(以下,本プログラム)を2024年7月1日(月)から開催いたします。
 
京急電鉄は,2024年5月に発表した京急グループ第20次総合経営計画において,「沿線価値共創戦略」(以下 本戦略)を策定し,あらゆる交通手段を用いた移動環境の最適化を行う【移動】プラットフォームと,都市機能の更新や生活支援を行う【まち創造】プラットフォームの相互価値共創のスパイラルアップによって,地域と共に成長し続ける沿線を目指しています。沿線各地に「住/働/楽/学」が揃う中核拠点の複数整備と,多様な移動需要への対応による多極型なまちづくりを行うことで,「新しい価値」の創出を目指します。

 本プログラムは,沿線における「住/働/楽/学」が揃う中核拠点の整備と,多様な移動需要への対応による多極型なまちづくりを目的に,横須賀市を舞台にして,本戦略における16のテーマ(事業方針)をもとにアイデアを募集いたします。採択された共創パートナーに対しては,京急賞として,京急電鉄および京急グループが推進する京急沿線エリアマネジメント構想「newcal」におけるエリアマネジメント組織「newcalファミリー」参加団体(2024年6月時点344団体)などと連携した実証フィールドの提供などを行ってまいります。

京急電鉄では,地域課題の解決に向けた具体的取り組みと,スタートアップのアイデアを融合させることで,横須賀市が抱える地域課題の解決を目指すとともに,再開発が進む横須賀中央駅・追浜駅などのまちづくりの共創パートナーと新規事業創出などに取り組んでまいります。

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KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM WEBサイト




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スタートアップオーディション in YOKOSUKA(昨年度)



「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM in YOKOSUKA」について

1.概  要
 KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM(ケイキュウアクセラレータープログラム)は,2017年の開始以来,VRやAR技術を活用した新たな観光体験ツアーなど,スタートアップ企業とのオープンイノベーションを推進してまいりました。また,2024年2月に常時募集型にリニューアルし,「移動」と「まち創造」2つのプラットフォームにおける「新たな価値」の創出に向け取り組んできました。
このたび,本プログラム初となる地域課題解決型オープンイノベーションプログラム第1として横須賀市を舞台に,本戦略における16のテーマ(事業方針)をもとにアイデアを募集いたします。

2.募集期間 
 2024年7月1日(月)~8月26日(月)

3.応募資格 
(1)京急電鉄の目指すビジョンの実現に向けて,沿線価値共創戦略に基づく16のテーマ(事業方針)に共 
   に挑戦していただけることが求められます。
(2)2024 年10月9日(水)に最終審査会場まで来場可能な方に限ります。

4.応募方法 
 スタートアップオーディション応募申込書「京急電鉄との事業連携項目」の,「希望します」にチェック
を入れて申し込みください。
※追加での資料提出や要件の確認が発生する場合がございます
※詳細は,以下ホームページをご覧ください。

5.ホームページ
 ・スタートアップオーディション    https://x.gd/LN6c7
 ・KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM  https://openinnovation.keikyu.co.jp/

6.募集テーマ
 本プログラムで設定する下記のテーマについて,横須賀市を実証のフィールドとしたアイデアを募集します。

(1)移動プラットフォームにおける8つのテーマ(事業方針)
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(2)まち創造プラットフォームにおける8つのテーマ(事業方針)
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7.スケジュール
(1)募集開始 2024年7月1日(月)15:00
(2)募集締切 2024年8月26日(月)23:59
(3)1次審査 9月中旬
(4)最終審査 2024 年 10 月9日(水)13:00 開始 会場:ヴェルクよこすか
(5)共創開始 採択後順次開始予定
 
8.京急賞(最終審査通過特典)
 京急電鉄および京急グループが推進する京急沿線エリアマネジメント構想「newcal」におけるエリアマネジメント組織「newcalファミリー」参加団体(2024年6月時点344団体)などと連携した実証フィールドを提供いたします。

9.お客さまのお問い合わせ先
 京急ご案内センター 受付時間 9:00~17:00(年末年始は休業)
 TEL.03-5789-8686/045-225-9696
※営業時間は変更となる場合がございます。



参 考
1.「スタートアップオーディション in YOKOSUKA」
 2007年から公益財団法人横須賀市産業振興財団,横須賀市などにより開催されているビジネスコンテストで,これまで69件のスタートアップ事業の実施に繋げております。

2.KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM(ケイキュウアクセラレータープログラム)
2017年から開始し,これまで計3回の本プログラムの開催を通じ,22社の事業採択,京急グループと17件の実証実験,3件の事業化,2件の資本提携を実行するなど,新たな価値の創出に取り組んでまいりました。また,2024年2月に常時募集型にリニューアルし,「移動」と「まち創造」2つのプラットフォームにおける「新たな価値」の創出に向け取り組んできました。

(1)KEIKYU OPEN TOP BUS YOKOHAMA –NAKED XR TOUR-
  京急電鉄と株式会社シナスタジア(本社:東京都中央区,社長:有年 亮博)は,VRやAR技術を活用して横浜の魅力を発信する「KEIKYU OPEN TOP BUS YOKOHAMA -NAKED XR TOUR-」を2021年12月から2022年1月まで,週末の定期運行ツアーとして実施しました。
※XR:VR(仮想現実)やAR(拡張現実),МR(複合現実)といった,現実と仮想空間の融合体験を可能にする技術の総称です。
 ニュースリリース:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2021/20211108HP_21102TS.html

(2)ヘリコプターを活用した「伊豆長岡温泉 京急ホテル」ヘリコプター移動つき宿泊プランを販売
京急電鉄と株式会社AirX(本社:東京都千代田区,社長:手塚 究)は,ヘリコプターを活用した「伊豆長岡温泉 京急ホテルヘリコプター移動付き宿泊プラン」を2022年7月から販売を開始しました。
ニュースリリース:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2022/20220721HP_22041TS.html

(3)三浦半島のバンライフの聖地化を目指しキャンピングカー拠点を開設
 京急電鉄とCarstay(カーステイ)株式会社(本社:横浜市旭区,代表取締役:宮下 晃樹)は,三浦半島の新たな車中泊スポットを共同で3か所開設,予約サイトにおいて上位の人気拠点に成長しています。
 ニュースリリース:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20201013HP_20085IT.html

(4)三浦半島における空き家等を,クラウドファンディングを利用して再生
京急電鉄と株式会社エンジョイワークス(本社:神奈川県鎌倉,代表取締役:福田 和則)は,葉山町にある古い蔵をリノベーションした宿泊施設「The Bath & Bed Hayama」の開業に向け,葉山女子旅きっぷの加盟店などとタイアップし,参加型で宿づくりイベントを開催するなど,様々な人に宿づくりに参加してもらう事業モデルを構築しました。
ニュースリリース:https://www.keikyu.co.jp/company/news/2017/20180320HP_17272NS.html

3.沿線価値共創戦略について
京急グループでは,沿線全体の持続的な発展を目指し,「移動」と「まち創造」の2つのプラットフォームによる相互の価値共創をビジネスモデルの中心に据え,事業活動を推進しています。また,2022年度から「京急沿線まちづくり戦略」の策定に取り組んで参りました。現在,2024年度からスタートする次期総合経営計画も見据え,京急沿線まちづくり戦略に2つのプラットフォームの要素を取り入れ,さらに一体的な取り組みとしていく「沿線価値共創戦略」の策定を進めています。
また,京急グループが目指す新たな沿線まちづくりの形として,これまでの都心と郊外の二極構造のまちづくりではなく,沿線のなかに「住む・働く・楽しむ・学ぶ」 機能が揃う中核拠点を複数配置し,一極集中型の輸送モデルから地域間をつなぐ交通網の整備による「多極型まちづくり」を目指しています。
本戦略のもと,「移動プラットフォーム」では,MaaS基盤の整備等を通じた新たな移動需要を創出し,「まち創造プラットフォーム」では,エリアマネジメント活動を推進することで地域の賑わいとつながりを強化し,外部を巻き込んだ地域内の共創を目指していきます。

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沿線価値共創戦略 全体像


4.京急沿線エリアマネジメント構想について
 京急沿線でのエリアマネジメント活動は,都市・商業地・住宅街・観光地などエリアごとの特性に合わせ,その地域のプレイヤー(newcalファミリー)と共同で,「滞在環境の整備」,「働く場の創出」,「地域環境問題への取り組み」など地域課題の解決に向けローカルに進める【ローカライズ領域】と,一方で,その活動を支えるMaaSやモビリティ基盤などは共通化し,電車,バスを含む地域生活者の移動や滞在利便性を向上する【共通基盤拡大の領域】に取り組んでいます。

「ローカライズ」と「共通基盤拡大」を同時に進め,まちの個性を磨き上げるとともに,京急沿線全体をサステナブルな地域とすべくエリア価値を高めていくことを目指しています。
地域住民や事業者,自治体,教育機関などと,沿線の各地域に移動と「住む・働く・楽しむ・学ぶ」が揃う多極型まちづくりを推進するために,「ローカルプラットフォーマー」として,沿線におけるあらゆる移動と地域サービスを統合し,従来の沿線まちづくりでは成しえなかった新たな価値を地域と共創します。

プロジェクトを通じて,地域に根差した活動を「つなぎ」,それらを「続けて」いく仕組みを構築します。
「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」を一元化した「ENSEN as a Service」(EaaS)を実現するべく,いま京急沿線の地域がひとつになろうとしています。

【イメージ図】

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以 上


関連リンク
京急ニュースリリース
https://www.keikyu.co.jp/company/news/2024/
KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM
https://openinnovation.keikyu.co.jp/


プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/90835
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