会員にカタログ配布 売り上げの2割が寄付に、和歌山・田辺市の天神崎を大切にする会
和歌山県田辺市の公益財団法人「天神崎の自然を大切にする会」は全国の会員に対し、会報と一緒に、障害者の就労を支援する和歌山市の一般社団法人「和歌山県セルプセンター」が発行するカタログ販売の冊子を送る取り組みを始めた。センターは天神崎を大切にする会の活動に生かしてもらおうと、カタログ販売の売り上げの2割を会に寄付する。
会は毎年、6月と11月の2回、全国の会員に会の活動状況などを報告する「天神崎通信」や「天神崎だより」を送っている。現在約650人の会員がいる。
センターは2021年冬号から年2回、障害者の工賃、賃金向上を応援する取り組みとして、障害者が作った商品や県産農産物、加工品を掲載する「わっくる」というカタログ冊子を発行している。
これまでセンターは、会員である障害者の作業所を通じて、カタログを利用者や関係者に配布し、商品を販売してきた。今回、会はセンターからカタログについて案内を受け、お互いに応援する形として、会報とともにカタログを会員に送ることにした。
センターにとっては、障害者の商品や県産品の発信、販売を広げる機会となり、会にとっても、会員に商品購入で喜んでもらえたり、売り上げの一部を寄付として受け取ったりすることができる。
「わっくる 2024年夏号」には、はまゆう作業所(上富田町)の切り干し大根や、なかよし作業所(みなべ町)のミニトマトジュース、エコ工房四季(串本町)の乾燥にんにくなど61点を掲載している。会は6月末までに会報を発送し、7月17日に注文を締め切り、8月上旬の商品発送を計画している。発送作業は会で行う。
センターの宮本久美子専務理事(65)は「障害者の取り組みや、県産商品を全国に発信できる機会になるし、天神崎の自然を大切にする会の応援につながれば」、会の土永知子代表理事(64)は「カタログを通じていろいろなつながりができることがうれしい。作業所や地場の商品を知ってもらえ、互いに良い取り組みになると思う」と語った。
会は毎年、6月と11月の2回、全国の会員に会の活動状況などを報告する「天神崎通信」や「天神崎だより」を送っている。現在約650人の会員がいる。
センターは2021年冬号から年2回、障害者の工賃、賃金向上を応援する取り組みとして、障害者が作った商品や県産農産物、加工品を掲載する「わっくる」というカタログ冊子を発行している。
これまでセンターは、会員である障害者の作業所を通じて、カタログを利用者や関係者に配布し、商品を販売してきた。今回、会はセンターからカタログについて案内を受け、お互いに応援する形として、会報とともにカタログを会員に送ることにした。
センターにとっては、障害者の商品や県産品の発信、販売を広げる機会となり、会にとっても、会員に商品購入で喜んでもらえたり、売り上げの一部を寄付として受け取ったりすることができる。
「わっくる 2024年夏号」には、はまゆう作業所(上富田町)の切り干し大根や、なかよし作業所(みなべ町)のミニトマトジュース、エコ工房四季(串本町)の乾燥にんにくなど61点を掲載している。会は6月末までに会報を発送し、7月17日に注文を締め切り、8月上旬の商品発送を計画している。発送作業は会で行う。
センターの宮本久美子専務理事(65)は「障害者の取り組みや、県産商品を全国に発信できる機会になるし、天神崎の自然を大切にする会の応援につながれば」、会の土永知子代表理事(64)は「カタログを通じていろいろなつながりができることがうれしい。作業所や地場の商品を知ってもらえ、互いに良い取り組みになると思う」と語った。