和歌山県田辺市の田辺駅前商店街にある南紀みらいサテライトオフィスで、企画展「初夏の愉（たの）しみ　うめじかん」が６日、始まった。梅をキーワードにした商品やアート作品８８種を展示・販売している。２３日まで。

　南紀みらいなどが扇ケ浜を起点に新たなまちの魅力づくりを目指す「シオゴリプロジェクト」の一環。企画展は年に数回開いている。

　展示は梅酒約３０種類、さまざまな味付けの梅干し、梅を使用したチョコレートやあられなどの菓子。飲食物以外にも梅染めのハンカチやスカーフ、梅をデザインしたＴシャツ、アクセサリーがある。梅畑の土や梅の葉、備長炭もアートとして並ぶ。

　向かいにある田辺エンプラスでも企画展に連動したブースを設置。会期中はカフェスペースで、限定メニュー「梅パフェ」を提供する。

　南紀みらいは「観光客はもちろん、地元の人にも発見が多い展示。梅のいろいろな可能性を知ってもらえればうれしい」と来場を呼びかけている。

　展示は午前１１時～午後６時。火曜定休。問い合わせは南紀みらい（０７３９・２２・２１８０）へ。