和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月21日(木)

【動画】クジラもゴシゴシ 歯と口の健康週間、太地の博物館、和歌山

コビレゴンドウの歯磨きに挑戦する太地こども園の園児(3日、和歌山県太地町で)
コビレゴンドウの歯磨きに挑戦する太地こども園の園児(3日、和歌山県太地町で)
 和歌山県太地町立くじらの博物館は3日、「歯と口の健康週間」(6月4~10日)にちなみ、博物館で飼育しているコビレゴンドウなどの歯を磨く「クジラの歯みがき」の一般公開を始めた。10日まで。

 歯と口の健康を呼びかけるとともに、食性の違いから種類により歯の数や大きさが異なる特徴を紹介することで、クジラの生態に興味を持ってもらおうと毎年催している。

 初日は、町内にある「太地こども園」から年長・年中児27人を招待した。子どもたちは迫力のジャンプなどが繰り広げられるショーを見学した後、飼育員が特徴を紹介しながらコビレゴンドウとオキゴンドウ、ハナゴンドウの歯をブラシを使って磨く様子を見学。代表して東谷唯叶ちゃん(5)と前田菜凪ちゃん(5)がコビレゴンドウの歯磨きに挑戦し、2人は「楽しかった」「歯磨き頑張ります」などと笑顔を見せた。

 「クジラの歯みがき」は午前10時半と午後0時半、午後2時半からのクジラショーの後に公開。問い合わせは、くじらの博物館(0735・59・2400)へ。