和歌山県田辺市龍神村は新緑の季節を迎え、芽吹いた若葉が各地の山々を彩っている。護摩壇山（１３７２メートル）では、山裾から山頂に向かって、広葉樹の鮮やかな新緑が進んでいる。


　主にブナやミズナラなどの原生林がある護摩壇山は２９日現在、標高１２００メートルほどまで新緑が広がっている。護摩壇山森林公園によると、天候によるが５月上旬には山頂付近まで新緑が進む見通しという。

　高野山と龍神村を結ぶ高野龍神スカイライン（国道３７１号）では、若葉が彩る木々の中で、ドライブやツーリングを楽しめる。また、新緑が進めば、森林公園の遊歩道でも新緑の景色を楽しむことができる。

　森林公園総合案内所の管理人は「５月にはツツジなどさまざまな花も咲いてくる。トレッキングにも良い季節なので、新緑の景色を楽しんでもらえたら」と話している。

　護摩壇山森林公園の開園時間は午前９時半～午後４時。水曜閉園。