和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

【動画】サクラ華やかに 和歌山・みなべ島之瀬ダム周辺

見頃を迎えたソメイヨシノ(3月31日、和歌山県みなべ町東神野川で)
見頃を迎えたソメイヨシノ(3月31日、和歌山県みなべ町東神野川で)
ダムを舞台にこいのぼりと華やかさを競うように咲くサクラ
ダムを舞台にこいのぼりと華やかさを競うように咲くサクラ
島ノ瀬ダムサクラ二次元コード
島ノ瀬ダムサクラ二次元コード
 和歌山県みなべ町東神野川の島ノ瀬ダム周辺で、サクラが見頃を迎えている。今年もこいのぼりが飾られ、ダムを舞台にした華やかな共演が訪れた人を楽しませている。


 ダムを管理する南紀用水土地改良区によると、周辺にはソメイヨシノをメインに、ヤマザクラやボタンザクラも含め500本ほどが植えられている。今季は3月22日ごろからちらほらと咲き始め、最高気温が20度を超えた3月29~31日には一気に開花が進み、見頃となった。例年と比べると開花は少し遅く、周辺全体でも咲き具合はまばらな状態。

 晴天に恵まれた31日には朝から家族連れらが訪れ、ダムから見下ろしたり、桜並木を歩いたりして花見を楽しんでいた。

 家族3人で訪れた田辺市中芳養の大江宏弥さん(35)は「妻の実家に近く、こいのぼりがあって子どもが喜ぶので今年も訪れた。ここはやっぱり景色が良く、見応えがある」と話した。

 こいのぼりは、地元の青年らでつくる「若衆会」が31日早朝に45匹をダムをまたいでつるした。ゴールデンウイーク明けまで飾る予定で、平野誠会長(34)は「車の駐車などマナーを守って楽しんでもらいたい」と呼びかけている。

 南紀用水土地改良区によると1日には八分咲きになっており、今週末に花が散り始める見通しという。