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2024年11月24日(日)

南部(和歌山)が女子の部優勝 小学生バレーファイナルカップ大会、男子・混合は準優勝

女子の部で優勝した南部バレーボールスポーツ少年団女子(上)と、男子・混合の部で準優勝した同少年団男子
女子の部で優勝した南部バレーボールスポーツ少年団女子(上)と、男子・混合の部で準優勝した同少年団男子
 日本小学生バレーボール組織主催の第30回ファイナルカップ大会がこのほど、兵庫県立総合体育館と堺市立原池公園体育館であり、みなべ町の南部バレーボールスポーツ少年団の女子が優勝、同男子が男子・混合の部で準優勝した。6年生にとって最後の大会で、女子は有終の美を飾った。

 近畿を中心に強豪チームがそろう大会。女子の部には28チームが出場し、予選リーグの後、決勝トーナメントで戦った。

 南部は予選を2戦全勝し、決勝トーナメントに進出。初戦でちどり(島根)を2(21―4、21―14)0、準決勝で貴志南(和歌山市)を2(21―11、21―16)0、決勝で葛城(奈良)を2(21―15、21―17)0で破り、優勝した。

 男子・混合の部は32チームが出場し、8ブロックに分かれて予選をした後、決勝トーナメントで戦った。

 南部は予選を1位で勝ち抜いた。決勝トーナメントではスターズ(海南市)を2(21―18、21―16)0、洛南(京都)を2(21―20、21―8)0、東百舌鳥(大阪)を2(21―16、21―15)0で破り、決勝まで進んだが、ライバルである山王(京都)に0(19―21、21―23)2と競り負けた。

 南部の石上貴一代表は、女子について「予選から決勝まで1セットも失うことなく優勝することができた。とりわけ決勝は夏の全国大会でベスト16だった葛城にストレートで勝ち、結果を残すことができた」。男子については「決勝で戦った山王には1月の全国近畿地区予選で勝利していたが、今回は接戦の末に敗れた。互角の戦いができ、この経験を生かし今月末にある全国スポーツ少年団大会で優勝を目指して頑張りたい」と話した。

 南部女子と男子の出場メンバーは次の皆さん。

 【南部女子】坂本瑛菜、小谷玲奈、谷妃香音、長坂咲和、宮城空愛、中早未空、冨山凛、熊代早晏▽監督=石上貴一▽コーチ=坂本哲治

 【南部男子】濱口蒼大、竹中龍星、大井悠跳、木下涼太郎、米澤奏汰郎、岩﨑寛太▽監督=生駒明広▽コーチ=濱口雅文