紅色の鳥ベニマシコ 越冬のため飛来、和歌山
長い尾羽を持つ紅色の鳥ベニマシコ(アトリ科)が越冬のため、和歌山県紀南地方に飛来している。上富田町生馬の野鳥愛好者、坂井正人さん(74)が富田川の河川敷で撮影した。坂井さんは「普段なかなか見られない鳥。撮影できて良かった」と話している。
ベニマシコは全長15センチほどでスズメより小さい。アジア東部に分布、日本では北海道と青森県の下北半島で繁殖して秋冬は本州以南に移動する。雄は全体に紅色、雌は淡黄褐色をしている。
坂井さんは以前からベニマシコの撮影に挑戦しており、今シーズンも富田川の河川敷にある木々の新芽を食べに来ると予想し、待ち構えていた。このほど1本の木に目星を付け、待つこと3時間。雌が最初に姿を現して徐々に数が増え、1時間ほどして雄が現れた。
ジョウビタキが縄張りを主張して追い払いに来たため、ときどき木を離れることがあったが、何とか撮影に成功したという。
ベニマシコは全長15センチほどでスズメより小さい。アジア東部に分布、日本では北海道と青森県の下北半島で繁殖して秋冬は本州以南に移動する。雄は全体に紅色、雌は淡黄褐色をしている。
坂井さんは以前からベニマシコの撮影に挑戦しており、今シーズンも富田川の河川敷にある木々の新芽を食べに来ると予想し、待ち構えていた。このほど1本の木に目星を付け、待つこと3時間。雌が最初に姿を現して徐々に数が増え、1時間ほどして雄が現れた。
ジョウビタキが縄張りを主張して追い払いに来たため、ときどき木を離れることがあったが、何とか撮影に成功したという。