和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

少林寺拳法で全国へ 和歌山の神島高と田辺高、近畿大会で上位

近畿大会で入賞した神島の男女
近畿大会で入賞した神島の男女
全国大会出場を決めた田辺女子
全国大会出場を決めた田辺女子
 第41回近畿高校少林寺拳法大会(近畿高校体育連盟など主催)が23、24日、和歌山県白浜町の町立総合体育館であり、男子団体演武で神島が準優勝、女子団体演武で田辺が準優勝した。神島と田辺は組演武や単独演武でも上位に入り、来年3月22~24日に香川県善通寺市である全国選抜大会に個人と団体で出場する。

 近畿大会は男女別で自由(3級以上)と規定(4級以下)の単独演武と組演武、団体演武があり、37校、238人が参加した。

 神島は男子自由組演武で眞砂大和・平野悠伸組(ともに2年)が4位、東田侑也・峯玉凜空組(2年・1年)が6位に入賞。女子は自由組演武で古久保遥菜・谷口萌奈組(ともに2年)が2位、自由単独演武で津田ひかるさん(2年)が4位に入賞した。

 男子団体演武は決勝に8校が進出し、神島は泉北(大阪)に小差で2位だった。神島男子の眞砂主将は「全力で演武できた。悔しい気持ちを燃料にして全国1位を目指したい」と話した。

 神島女子の津田主将は「県大会よりも全員が良かったが、悔しい気持ちもあるので全国選抜に向けてもっと上げていきたい」と意欲を語った。

 田辺女子団体主将の坂本結彩さん(2年)は「部員が女子7人だけという中で成績を残せたのは、一人一人のレベルが上がってきているからだと思う。より技術を高めて統一感のある演武を全国の舞台で見せたい」と話した。

 坂本さんは、近畿大会の女子自由単独演武で準優勝した。

 神島男子と田辺女子の団体メンバーは次の皆さん。

 神島男子=眞砂大和、平野悠伸、東田侑也、玉段椋大(以上2年)、峯玉凜空、濱路太志、寺谷洋祐(以上1年)

 田辺女子=坂本結彩、平岩夕奈、平野沙和、芝梗花(以上2年)、片岡千佳、森山妃菜、楠井清花(以上1年)