和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月16日(水)

和歌山の味覚満載 冬の会席、南紀白浜の宿泊施設「くろしお想」

うま味たっぷりの牡蠣(かき)ご飯
うま味たっぷりの牡蠣(かき)ご飯
地元の木材を使った落ち着きのある空間で料理が楽しめる
地元の木材を使った落ち着きのある空間で料理が楽しめる
「くろしお想」地図
「くろしお想」地図
 和歌山県白浜町の山上通りにある宿泊施設「くろしお想」(藤井一泰支配人)では、地産地消にこだわった冬の食材が楽しめる夕食プランが登場した。来年2月29日まで。

 夕食プランは、ミシュラン一つ星を獲得した日本料理店「てのしま」(東京都)の林亮平シェフ監修。地元・和歌山の食材を積極的に取り入れながら、料理の盛り付けや器にもこだわった食事を堪能できる。

 四季で献立は変更し、冬はユズを器に見立てた「柚子釜豆腐 紀州鴨そぼろあん」、夕方揚がりの「本日のお造り」、那智勝浦町で揚がったマグロを使った「鮪握り」、ほかに「くえのみぞれ仕立て」「熊野牛鍋」など全9品を提供する。

 料金は1人2万円。2日前までに予約が必要で、1人から受け付けている。別途料金でアルコールのペアリングもできる。予約は電話や「一休.comレストラン」から。夕食プランの除外日は12月29日~1月3日。

 宿は今年7月にオープンしたばかり。静かな場所に立地し、窓からは白浜の海や山が見える。宿泊は1泊2食付きで1人3万6300円~。源泉かけ流し温泉もある。

【お店情報】
白浜町1155 営業:午後5時~9時 火曜、水曜休館 電話0739・42・3555