ふるさと納税が好調 和歌山・串本町「過去最高と同じぐらいかも」
和歌山県串本町へのふるさと納税が好調だ。本年度当初は寄付額を前年度並みの3億5千万円と見込んでいた。しかし、10月末現在で約2億円と予想を上回る推移。このままだと約1億3千万円の増額が見込めるとし、町は過去最高と同程度の金額になるのではと期待を寄せている。
同町は、2021年度からふるさと納税の返礼品の事業を北山村が出資する「じゃばらいず北山」に委託している。複数の自治体が協力して取り扱いできる共通返礼品を採用するなど、約300あった返礼品の数が3倍ほどに増え、魅力を高めている。
串本町のふるさと納税の過去最高は17年度の4億5800万円。町によると、本年度が好調な直接的な要因は分からないが、他にも好調な自治体が県内にあることから、ふるさと納税の需要がさらに高まっているのではないかと分析している。
また、10月のふるさと納税の制度変更に伴い、一般的に自治体が返礼品に回せる金額が低下する可能性があるとする見方があったため、変更前の駆け込み需要もあったのではという。
町の担当者は「年末に向けて需要が増えるので、寄付額の増加に期待している。地元返礼品で串本町の魅力をアピールしていきたい」と話している。
町はふるさと納税の増額を見越し、事務委託料や基金への積み立てのための費用1億3千万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を、1日に開会した町議会12月定例会に提出した。
同町は、2021年度からふるさと納税の返礼品の事業を北山村が出資する「じゃばらいず北山」に委託している。複数の自治体が協力して取り扱いできる共通返礼品を採用するなど、約300あった返礼品の数が3倍ほどに増え、魅力を高めている。
串本町のふるさと納税の過去最高は17年度の4億5800万円。町によると、本年度が好調な直接的な要因は分からないが、他にも好調な自治体が県内にあることから、ふるさと納税の需要がさらに高まっているのではないかと分析している。
また、10月のふるさと納税の制度変更に伴い、一般的に自治体が返礼品に回せる金額が低下する可能性があるとする見方があったため、変更前の駆け込み需要もあったのではという。
町の担当者は「年末に向けて需要が増えるので、寄付額の増加に期待している。地元返礼品で串本町の魅力をアピールしていきたい」と話している。
町はふるさと納税の増額を見越し、事務委託料や基金への積み立てのための費用1億3千万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を、1日に開会した町議会12月定例会に提出した。