和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月16日(土)

5年ぶりにショートも復活! 来年2月、和歌山・みなべ町で「梅の里トレイルラン」

梅の里トレイルラン2023のコース
梅の里トレイルラン2023のコース
雨の中で開かれた梅の里トレイルラン2023(今年2月19日、和歌山県みなべ町広野で)
雨の中で開かれた梅の里トレイルラン2023(今年2月19日、和歌山県みなべ町広野で)
 和歌山県みなべ町の高城、清川地域で来年2月18日、山道を走るトレイルランニングの大会「梅の里トレイルラン2024」が開かれる。5年ぶりにショートが復活する。雨天決行。主催の実行委員会は参加者を募っている。申し込み締め切りは1月19日だが、定員の300人(ショート100人、ミドル200人)に達すれば締め切る。


 大会は2018年にプレ大会として始まったが、コロナ禍により20年から3年間中断した。今年再開したが、ショートをなくし規模を縮小しての開催だった。来年はショート(10キロ)を復活させ、ミドル(27キロ)との2種目になる。

 スタート地点は、ショート、ミドルのいずれもみなべ町滝の高城中学校。コースは今年の大会同様に高幡山に登った後、かつて炭を馬に載せて運んだという大穂手街道を通り、清川球場を目指す。同球場は第1関門で、ショートのゴール地点。

 そこから標高768メートルの三里ケ峰を目指し、水畝神社を経て、僧侶がこもって修行したという巨岩群「こもり岩」を通過すれば、第2関門の上木台。終盤はロープを使って崖を降り、眺望が素晴らしい尾根道を走る。ミドルのゴールは高城中学校。

 当日は両種目とも午前8時半から順次スタートする。コースにはエイドポイント(給水所)を4カ所、関門を2カ所に設けている。

 参加資格はショートが中学生以上、ミドルが18歳以上で高校生は不可。参加費はショートが3千円(中・高生2500円)、ミドルが6千円。

 大会アドバイザーは、トレイルランナーで普及活動もする栗原孝浩さん。

 申し込みは、インターネットの「SPORTS ENTRYウェブサイト」(https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/93119)からか、「SPORTS ENTRYカスタマーサポートセンター」(0570・039・846)で。問い合わせは実行委事務局の町教育委員会教育学習課(0739・74・3134)へ。

■ボランティア募集

 実行委員会は、競技をサポートしてくれるボランティアスタッフを11月30日まで募っている。対象は18歳以上。

 コースで誘導したり、応援したりしてもらう。コースは起伏が激しい山中のため、ある程度の体力が必要。自身で現場まで行けるなどの条件がある。活動時間は午前6時~午後3時半ごろ。Tシャツや飲食物などを支給する。

 申し込みは、実行委事務局の町教委教育学習課へ。