和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

奇岩や水面に彩り 串本の橋杭岩ライトアップ

試験点灯された橋杭岩(10月31日、和歌山県串本町くじの川で)
試験点灯された橋杭岩(10月31日、和歌山県串本町くじの川で)
 和歌山県串本町は1~3日の午後5時半~8時半、同町くじの川にある国の名勝・天然記念物「橋杭岩」をライトアップする。10月31日には試験点灯があり、約850メートルにわたって並ぶ大小約40個の奇岩や水面が青、緑、紫などさまざまな色に変化した。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録された2004年に県と町が初めてライトアップした。好評だったため翌年から町が単独で続けている。

 一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー(東京都)が「日本夜景遺産」に認定したライトアップ。10色のライト60基で岩が計70色に自動で変化していく。水面も16台のライトで彩られる。

 ライトアップの3日間は、近くの道の駅くしもと橋杭岩、橋杭漁港、橋杭海水浴場の駐車場が利用できる。荒天の場合は中止。