熊野灘に太陽の杯 那智勝浦でだるま朝日
秋が深まる中、和歌山県紀南地方で水平線から現れたり、沈んだりする際に太陽が変形して見える現象が観測されている。那智勝浦町でも30日早朝、杯のような形になった「だるま朝日」を見ることができた。
「だるま朝日」や「だるま夕日」などと呼ばれる現象は、大気と海水温の温度差が大きい日に見られ、光の屈折によって起きる。
この日は、那智勝浦町を流れる那智川の河口に架かる那智大橋のたもと付近から日の出を撮影。水平線の上に雲がかかっていたが、午前6時12分ごろ、「ゴジラのように見える」と話題となった弁天島の横から太陽が姿を現した。円形の上側は雲に隠れたが、下側が変形し、杯のような形になった。
「だるま朝日」や「だるま夕日」などと呼ばれる現象は、大気と海水温の温度差が大きい日に見られ、光の屈折によって起きる。
この日は、那智勝浦町を流れる那智川の河口に架かる那智大橋のたもと付近から日の出を撮影。水平線の上に雲がかかっていたが、午前6時12分ごろ、「ゴジラのように見える」と話題となった弁天島の横から太陽が姿を現した。円形の上側は雲に隠れたが、下側が変形し、杯のような形になった。