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2024年11月16日(土)

【動画】熊野川彩る6千発、新宮で花火大会 すさみでも、和歌山

熊野川の水面も鮮やかに彩った新宮花火大会(20日、三重県紀宝町から撮影)=長時間露光
熊野川の水面も鮮やかに彩った新宮花火大会(20日、三重県紀宝町から撮影)=長時間露光
周参見湾に打ち上がる花火(すさみ町周参見で)
周参見湾に打ち上がる花火(すさみ町周参見で)
 和歌山県新宮市で20日、熊野徐福万燈祭・第61回新宮花火大会があった。同市の夏の風物詩として親しまれている催しだが、コロナ禍のため開催は4年ぶり。約6千発の花火が熊野川を鮮やかに彩った。

 市や観光協会、商工会議所でつくる熊野徐福万燈祭運営委員会(運営委員長=田岡実千年市長)の主催。当初は13日の開催を予定していたが、強風・雷注意報が出たことから、この日に延期した。

 花火大会は、世界遺産・熊野速玉大社近くの熊野川河川敷で開催。午後7時半から始まり、スターマインや同時早打ち、ナイアガラ、水上スターマインなどが次々と繰り広げられ、訪れた人たちを魅了した。

 対岸の三重県紀宝町で写真撮影をしていた同県熊野市の男性(68)は「熊野川の水面に映る趣向を凝らした花火も新宮花火大会の魅力。4年ぶりに見ることができて良かった」と笑顔を見せた。

■すさみ町で納涼花火

 すさみ町観光協会は19日、同町周参見のすさみ海水浴場で納涼花火大会を開いた。15分間で約1100発の花火を打ち上げ、地元の住民や観光客らを楽しませた。

 15日に予定していたが、台風の影響で延期になった。「海」をテーマにした打ち上げ花火や仕掛け花火が周参見湾を彩り、最後は「またね」の文字が浮かび上がる仕掛け花火で締めくくった。