和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月19日(火)

子どもと一緒に楽しんで 「ファミリービーチ」扇ケ浜海水浴場、和歌山・田辺

家族連れらでにぎわう扇ケ浜海水浴場(和歌山県田辺市扇ケ浜で)
家族連れらでにぎわう扇ケ浜海水浴場(和歌山県田辺市扇ケ浜で)
 夏休みの海水浴シーズン。子どもを連れて遊べる「ファミリービーチ」として売り出す和歌山県田辺市の田辺扇ケ浜海水浴場では、8月末までの期間中、家族連れが楽しめる多彩なイベントを用意。「県外はもちろん、地元の方にもぜひ遊びに来てほしい」と呼びかけている。

 子どもたちは浮輪を使って泳いだり、波打ち際で水と戯れたりしながら、思い思いに夏の海を満喫。海上には4年ぶりに遊具が設置され、利用客が海に飛び込んで歓声を上げていた。

■グルメやビーチスポーツ

 田辺観光協会などは期間中、キッチンカーでのグルメ、ビーチスポーツなどが楽しめるイベントを企画している。

 7月30日と8月20日、カレーやワッフルなどを販売するキッチンカーが出店する。両日とも午前10時から夕方まで。

 8月12日午前9時半から、サーフィンより大きいボードの上に立ち、パドルでこいで進む「スタンドアップパドルボード」(SUP=サップ)の体験会がある。全5回で、定員は各回8人。有料。対象は中学生以上。

 同日午後1時半~4時には、子ども向けイベント「ぷよぷよボールすくい」がある。無料。すくったボールは持ち帰ることができる。

 同日と20日の午前6時半からは、ビーチヨガを楽しむイベントがある。有料。

 このほか、ビーチバレーボールやビーチサッカーの大会などもある。



 扇ケ浜は市内唯一の海水浴場。コロナ禍を経て3年ぶりに開設した昨年は、2019年夏を上回る計7万762人が来場した。

 今年も7月1日に海開きし、同中旬には「海の家」がオープン。南側の砂浜には、ビーチバレーやビーチサッカーが楽しめるスポーツ場もある。

■12日、サマーフェス

 白浜・田辺青年会議所は8月12日午前9時~午後5時、扇ケ浜海水浴場で「サマーフェスティバル2023」を開く。海上アスレチック体験やキッチンカーの出店がある。

 海上アスレチックは午前9時~午後4時の間で1時間ごとにスタート。各回上限50人で、現在、参加者を募集している。対象は小学生以上(身長110センチ以上)で、小学3年生以下は18歳以上の保護者同伴が必須。申し込みは、白浜・田辺青年会議所のホームページに掲載している2次元コードから。

 ピザやカレー、コロッケ、かき氷などのキッチンカー計18台も出店する。営業時間は午前10時から。

 小雨決行。荒天の場合は19日に延期する。

 問い合わせは、白浜・田辺青年会議所(0739・22・8763)へ。