和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年07月15日(月)

【動画】夏本番!梅の天日干し 全国一の産地和歌山県南部で

木のせいろの上に並べ、天日干しする塩漬けの梅(和歌山県田辺市中三栖で)
木のせいろの上に並べ、天日干しする塩漬けの梅(和歌山県田辺市中三栖で)
 梅雨が明け青空が広がる紀南地方で、全国一の生産量を誇る梅の天日干しが始まった。地域の夏の風物詩で、炎天下、周囲には酸っぱい香りが漂っている。

 天日干しするのは、5月から7月ごろにかけて収穫し、1カ月ほど塩に漬け込んだ梅。干し上がると、等階級ごとに選別してたるに詰め、加工業者やJAなどに出荷。そこで減塩や味付けなどをして、消費者の元に届く。

 和歌山県田辺市中三栖の農業、廣畑佳和さん(34)は21日から干し始めた。「木ざら」と呼ぶ、昔ながらの1畳ほどの大きさの木製せいろに実を並べ、両面にまんべんなく日が当たるよう、専用の器具でひっくり返す。乾きの早い小梅から始め、続いて主力の南高梅と順に干していく。天候や実の大きさにもよるが、小梅で2日ほど、南高梅で3、4日ほど干す。天日干しの作業は10月半ばまで続けるという。

 廣畑さんは「多くの方に梅干しを食べていただき、暑い夏を乗り切ってほしい」と話している。