国文化財の田楽奉納 熊野那智大社で扇祭り
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で14日、国指定重要無形民俗文化財の例大祭「那智の扇祭り」があり、境内の舞台では「那智の田楽」が奉納され、訪れた参拝者を魅了した。
大社で祭っている神々はもともと那智の滝付近で祭られており、那智の扇祭りは年に1度、神々が滝に里帰りし、神威を新たにする神事。今年は4年ぶりに通常開催の形で営んだ。
那智の田楽はユネスコの無形文化遺産に登録されており、五穀豊穣(ほうじょう)を祈って奉納される。室町時代に京都から田楽法師が伝えたものとされる。
昼ごろ、装束に身を包んだ保存会のメンバーが舞台上で、笛や太鼓、ビンザサラという木製の楽器を鳴らして躍動的な踊りを披露した。
大社で祭っている神々はもともと那智の滝付近で祭られており、那智の扇祭りは年に1度、神々が滝に里帰りし、神威を新たにする神事。今年は4年ぶりに通常開催の形で営んだ。
那智の田楽はユネスコの無形文化遺産に登録されており、五穀豊穣(ほうじょう)を祈って奉納される。室町時代に京都から田楽法師が伝えたものとされる。
昼ごろ、装束に身を包んだ保存会のメンバーが舞台上で、笛や太鼓、ビンザサラという木製の楽器を鳴らして躍動的な踊りを披露した。