和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月18日(月)

和歌山県一般職は77万円 田辺市は70万円、公務員に夏の賞与

和歌山県庁
和歌山県庁
田辺市役所
田辺市役所
 和歌山県内の公務員に30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。

 県の一般職員の平均支給割合は昨年同期より0・05カ月分多い2・20カ月分。3年ぶりの増加で、1人当たり平均は昨年同期より1万2294円増え77万1545円となった。

 一般職のうち知事部局(平均年齢43歳9カ月)は75万3708円、教育関係(41歳6カ月)は77万5344円、警察関係(38歳10カ月)は78万4679円だった。一般職のボーナスは期末手当と勤勉手当からなり、勤勉手当の支給割合は職員の勤務成績によって異なる。

 特別職は知事が226万7066円、副知事は222万4910円。知事は在職期間の関係で支給割合が8割となっている。議長は227万2875円、副議長は193万7925円。議長と副議長を除く議員平均は158万4313円で、今春の選挙で初当選した8人を除く平均は184万2225円だった。

 支給総額は123億6896万3517円で、前年同期より約2億円増加した。

■田辺市職員は70万円

 田辺市職員の平均支給額は70万6582円(平均年齢42歳4カ月)で、前年より1万4247円増えた。

 特別職は市長215万500円、副市長(2人)178万8825円、教育長161万2875円。議長130万7406円、副議長116万781円、議員105万813円(15人)。

 支給総額は6億5937万5467円で、前年より約1901万円増加した。