【動画】児童養護施設の新園舎が完成 子どもたちに家庭的な生活を、和歌山・新宮
和歌山県の新宮市と田辺市、東牟婁郡の5町村で構成する一部事務組合が運営する児童養護施設「紀南学園」(新宮市新宮)の新しい園舎が完成し、30日にお披露目式が開かれた。子どもたちがより家庭的な生活を送れるよう、定員6人の建物を3棟整備。今後、引っ越し作業を進め、7月中旬から使用する予定。
紀南学園は「紀南学園事務組合」(管理者・田岡実千年新宮市長)が、保護者と一緒に暮らすことができない子どもたちを養育・支援している施設。現在は4歳から18歳の子どもたち14人が一緒に生活している。
現園舎は1970年に建てられた鉄筋コンクリート造(一部木造)の平屋(延べ床面積564平方メートル)で、耐震性に問題を抱えている上に老朽化が著しいことから、昨年6月、同じ敷地内で新築工事に着手。木造2階建ての「ホーム」(178平方メートル)3棟と多目的ホールなどを備えた木造平屋の「事務棟」(199平方メートル)を新たに造った。それぞれのホームには1階にリビング・ダイニングやキッチン、風呂、トイレ、2階には1人部屋二つ、2人部屋二つを備えており、職員1、2人が常時勤務する。工事費は約3億2千万円。
関係者約30人が参列したお披露目式は時折強い雨が降る中で行われ、田岡市長が「雨降って地固まると言われるので、新しい園舎が子どもたちにとって落ち着いた素晴らしい施設になる予感がしている」などとあいさつした。
紀南学園は「紀南学園事務組合」(管理者・田岡実千年新宮市長)が、保護者と一緒に暮らすことができない子どもたちを養育・支援している施設。現在は4歳から18歳の子どもたち14人が一緒に生活している。
現園舎は1970年に建てられた鉄筋コンクリート造(一部木造)の平屋(延べ床面積564平方メートル)で、耐震性に問題を抱えている上に老朽化が著しいことから、昨年6月、同じ敷地内で新築工事に着手。木造2階建ての「ホーム」(178平方メートル)3棟と多目的ホールなどを備えた木造平屋の「事務棟」(199平方メートル)を新たに造った。それぞれのホームには1階にリビング・ダイニングやキッチン、風呂、トイレ、2階には1人部屋二つ、2人部屋二つを備えており、職員1、2人が常時勤務する。工事費は約3億2千万円。
関係者約30人が参列したお披露目式は時折強い雨が降る中で行われ、田岡市長が「雨降って地固まると言われるので、新しい園舎が子どもたちにとって落ち着いた素晴らしい施設になる予感がしている」などとあいさつした。