【動画】世界最小のトンボ羽化 大きさわずか1円玉、和歌山県南部
和歌山県紀南地方各地の湿地で、世界で最も小さなトンボの一種とされる「ハッチョウトンボ」(トンボ科)が羽化し、1円玉ほどの大きさのかわいらしい姿を見せている。
県レッドデータブックでは準絶滅危惧に分類。全長20ミリほどで、丘陵地の湿地や休耕田に生息する。以前は紀北地方でも見られたが、近年の記録は県南部に限られる。生息環境の開発による改変や、遷移によって減少したと考えられるという。
紀南地方の山中にある湿地では13日早朝、赤い姿をした雄を数匹、黄褐色と黒色のまだら模様の雌を1匹確認することができた。
県内では古座川町直見にある「大谷湿田」が生息地としてよく知られており、町がこの場所のハッチョウトンボを天然記念物に指定して保護している。
県レッドデータブックでは準絶滅危惧に分類。全長20ミリほどで、丘陵地の湿地や休耕田に生息する。以前は紀北地方でも見られたが、近年の記録は県南部に限られる。生息環境の開発による改変や、遷移によって減少したと考えられるという。
紀南地方の山中にある湿地では13日早朝、赤い姿をした雄を数匹、黄褐色と黒色のまだら模様の雌を1匹確認することができた。
県内では古座川町直見にある「大谷湿田」が生息地としてよく知られており、町がこの場所のハッチョウトンボを天然記念物に指定して保護している。