谷川の斜面でかれんに 希少植物のミスミソウ
和歌山県内で自生地が少ない希少植物ミスミソウ(キンポウゲ科)が、紀南の山中でかれんな白い花を咲かせている。別名ユキワリソウとも呼ばれる春を告げる花。
温帯林の林床に生える多年草。紀南で確認されている自生地では谷川の斜面に点在している。県立自然博物館学芸員は「森と川のはざまのような不安定な場所に生える植物」と話している。
花の直径は1センチ前後。葉は三角形で先端がとがり、厚く光沢があって和名の由来になっている。
環境省のレッドリストで準絶滅危惧、県レッドデータブックでは絶滅危惧1B類に分類されている。
温帯林の林床に生える多年草。紀南で確認されている自生地では谷川の斜面に点在している。県立自然博物館学芸員は「森と川のはざまのような不安定な場所に生える植物」と話している。
花の直径は1センチ前後。葉は三角形で先端がとがり、厚く光沢があって和名の由来になっている。
環境省のレッドリストで準絶滅危惧、県レッドデータブックでは絶滅危惧1B類に分類されている。