南紀熊野ジオパーク推進協議会は、２０２２年度「南紀熊野ジオパーク　フォトコンテスト」の結果を発表した。最優秀賞には、濵口恵美さん（串本町）が那智勝浦町で撮影した作品「熊野の森で大合唱」を選んだ。

　コンテストは、南紀熊野ジオパークエリア（和歌山県の紀南９市町村と奈良県十津川村の一部）で撮影した写真が対象。「次世代に伝えたい南紀熊野の景観、行ってみたくなる写真」をテーマに、昨年７～１１月に募集した。

　１１８人４７９点の応募があり、最優秀賞１点、優秀賞５点、入選１８点を選んだ。

　１８日に新宮市下本町２丁目の丹鶴ホールや丹鶴体育館で開かれる「南紀熊野ジオパークフェスタ」で、フォトコンの表彰式や入賞作品の展示をする。フェスタ後は、串本町潮岬の南紀熊野ジオパークセンターなどでも展示する予定。

　優秀賞と入選は次の皆さん。

　【優秀賞】鈴木怜子（那智勝浦町）「秋の鼻白の滝」▽谷中よしお（田辺市）「帰り船」▽角友子（那智勝浦町）「亀は万年　岩は数千万年」▽鈴木文代（串本町）「アユの火振り漁」▽田上盛一（上富田町）「岩の脈絡」

　【入選】青野裕一（兵庫県伊丹市）、浦幸兄（新宮市）、浦辻政和（和歌山市）、深見英雄（白浜町）、三角和生（和歌山市）、山田隆英（海南市）、深野達也（湯浅町）、福本タダシ（奈良県御杖村）、木下滋（白浜町）、鈴木大就（那智勝浦町）、権神貞夫（美浜町）、矢本長一（古座川町）、本田健二（大阪府池田市）、山田育寛（和歌山市）、平野菜つ（新宮市）、山本英雄（すさみ町）、井上澄男（三重県紀北町）、鈴木里司（串本町）