印南町に交流拠点施設完成 住民団体が整備
和歌山県印南町印南原に、空き家を改修した交流拠点施設「いなはら友遊(ゆうゆう)」が完成し、23日にお披露目会が開かれた。子育て支援や世代間交流など地域づくりの拠点として活用する。
住民団体「いなはら友遊」(坂井誠治会長)が昨年7月から、メンバーの手で空き家を改修して整備した。所有者である大阪市在住の地元出身者から、無償で借り受けた。
木造平屋(約76平方メートル)で土間があり、6畳の和室を設けている。8平方メートルを増築してトイレと炊事場を造った。現在は、昔の地元の様子を収めた写真を掲示したり、手芸やアートフラワーといった住民の作品を展示したりている。今後、住民の出品した物を販売することなども考えているという。
建物の裏では児童公園(約110平方メートル)の整備を進めており、鉄棒や砂場を設けた。本年度中に人工芝を敷き詰め完成させる。
これらの整備は、拠点づくりの事業として実施し、休耕地の再生と合わせた「わいわい稲原まちづくりプロジェクト」として、国の補助金を活用している。
お披露目会は日裏勝己町長ら町関係者、地元選出県議らを招いて、施設隣の稲原防災センターで開いた。いなはら友遊の事務局から、地元老人会での発案がきっかけになった拠点づくりの経緯の紹介があった。坂井会長は「(施設を拠点として)人と人の結び付きや信頼関係を大切にし、協力し合える地域づくりに取り組みたい」と述べた。
住民団体「いなはら友遊」(坂井誠治会長)が昨年7月から、メンバーの手で空き家を改修して整備した。所有者である大阪市在住の地元出身者から、無償で借り受けた。
木造平屋(約76平方メートル)で土間があり、6畳の和室を設けている。8平方メートルを増築してトイレと炊事場を造った。現在は、昔の地元の様子を収めた写真を掲示したり、手芸やアートフラワーといった住民の作品を展示したりている。今後、住民の出品した物を販売することなども考えているという。
建物の裏では児童公園(約110平方メートル)の整備を進めており、鉄棒や砂場を設けた。本年度中に人工芝を敷き詰め完成させる。
これらの整備は、拠点づくりの事業として実施し、休耕地の再生と合わせた「わいわい稲原まちづくりプロジェクト」として、国の補助金を活用している。
お披露目会は日裏勝己町長ら町関係者、地元選出県議らを招いて、施設隣の稲原防災センターで開いた。いなはら友遊の事務局から、地元老人会での発案がきっかけになった拠点づくりの経緯の紹介があった。坂井会長は「(施設を拠点として)人と人の結び付きや信頼関係を大切にし、協力し合える地域づくりに取り組みたい」と述べた。