和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

10日にオープン みなべ町の子育て交流施設

子育て交流施設内には、子ども向けのボルダリング壁なども設置している(和歌山県みなべ町芝で)
子育て交流施設内には、子ども向けのボルダリング壁なども設置している(和歌山県みなべ町芝で)
 和歌山県みなべ町が、同町芝の元南部幼稚園園舎を活用して整備した「みなべ町子育て交流施設」が10日にオープンする。子ども向けのボルダリングの壁や遊具なども設置され、子どもや子育て世代をはじめ、幅広い交流、学びの場として期待されている。


 施設は、総合型地域スポーツクラブ「梅の里スポーツクラブ」(久保正一会長)が指定管理者として管理運営する。利用料は基本的に無料だが、学習室については、会議やグループでの利用で借りる場合、町民以外は有料になる。

 2階建て(鉄筋コンクリート、延べ床面積571平方メートル)。1階に一般向け交流スペース、乳児遊戯スペース、事務所を設けた。2階には、学習室や青少年等活動・交流室、子育て支援のための部屋などがある。

 一般向け交流スペースには、3、4歳児向けのボルダリング壁や、壁面遊具も設置している。ボルダリング壁は町内のイベントなどの際に持ち運んで利用できる仕様。乳児遊戯スペースには授乳やおむつ交換のスペースも設けている。

 開館は午前10時~午後6時。休館日は月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月28日~1月4日)。

 久保会長は「いろいろな交流ができる場所として、気楽に入って話をして、わいわいできる場になれば」と話している。

■愛称を募集

 オープンに伴い、同施設の愛称を募集する。募集期間は10~31日。誰でも応募することができる。

 募集するのは、同施設のイメージを表現した、誰もが分かりやすく、親しみを持って呼べる愛称。

 応募は、町広報紙と一緒に配布した案内チラシに付いている応募用紙に必要事項を記入し、各公民館に提出する。応募用紙は各公民館にも置いている。

 愛称は選考委員会が選定し、教育委員会が決める。最優秀賞1点(商品券1万円分)。受賞者の発表は本人に通知し、広報や町ホームページで発表する。

 問い合わせは、町教育学習課(0739・74・3134)へ。