伝統のウナギ石漁を体験 古座川支流で小学生4人
和歌山県古座川町内の小学生4人が27日、同町川口の古座川支流・小川で、伝統漁法「ウナギ石漁」を体験。ウナギやテナガエビに触れながら、川遊びを楽しんだ。
町教育委員会が、学校や学年を超えたグループでの体験活動を通して、ふるさとを学ぶ目的で実施している。昨年は増水で、一昨年はコロナ禍の影響で中止になっており、3年ぶり。
この日参加した児童は、明神橋下に事前に積んだ石組みの石をどかしながら、箱眼鏡を使ってウナギやテナガエビが隠れていないか探した。全長50センチほどのウナギが見つかったが、ウナギばさみで捕獲するのは難しく、町教委職員が挟んでみせた。テナガエビはたも網ですくうことができて喜んだ。
児童は6日に石を積んで仕掛けを二つ設置。20日に漁をする予定だったが増水で延期されていた。
初めて参加した三尾川小学校4年の矢倉木鷄君(9)は「石をたくさん動かしたので疲れたけど、ウナギが見られて良かった」と笑顔。
ウナギ石漁を教えた町教委教育課長の洞内宏文さん(53)は「自然は身近にある。このイベントを通じ、そこでしか体験できないことを楽しんでほしい。今後も続けていきたい」と話した。
町教育委員会が、学校や学年を超えたグループでの体験活動を通して、ふるさとを学ぶ目的で実施している。昨年は増水で、一昨年はコロナ禍の影響で中止になっており、3年ぶり。
この日参加した児童は、明神橋下に事前に積んだ石組みの石をどかしながら、箱眼鏡を使ってウナギやテナガエビが隠れていないか探した。全長50センチほどのウナギが見つかったが、ウナギばさみで捕獲するのは難しく、町教委職員が挟んでみせた。テナガエビはたも網ですくうことができて喜んだ。
児童は6日に石を積んで仕掛けを二つ設置。20日に漁をする予定だったが増水で延期されていた。
初めて参加した三尾川小学校4年の矢倉木鷄君(9)は「石をたくさん動かしたので疲れたけど、ウナギが見られて良かった」と笑顔。
ウナギ石漁を教えた町教委教育課長の洞内宏文さん(53)は「自然は身近にある。このイベントを通じ、そこでしか体験できないことを楽しんでほしい。今後も続けていきたい」と話した。