和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

田辺工業が近畿へ 和歌山県高校総体バレー

熱戦を繰り広げる男子シード順位決定戦の田辺工業―和歌山北(田辺スポーツパーク体育館で)
熱戦を繰り広げる男子シード順位決定戦の田辺工業―和歌山北(田辺スポーツパーク体育館で)
男子3位で近畿大会に出場する田辺工業
男子3位で近畿大会に出場する田辺工業
 和歌山県高校総体のバレーボール競技が4~6日、田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク体育館などであり、男子で田辺工業が3位に入賞し、4年ぶりに近畿大会の出場を決めた。


 男子は21校が参加。6グループに分かれた予選グループ戦で上位の15校が決勝トーナメントへ進んだ。

 田辺工業は、決勝トーナメントの1回戦で紀北工業に2(25―14、25―11)0、準々決勝で日高に2(25―18、25―21)0で勝った。準決勝で和歌山工業に0(11―25、7―25)2、3位同士のシード順位決定戦で和歌山北に0(16―25、13―25)2で敗れたが、ベスト4に入り7月22~24日に奈良県内である近畿大会の出場権を得た。

 田辺工業の吉田颯太主将(3年)は「ベスト4を懸けた日高戦では、レシーブでつないで粘る自分たちのバレーができた。コロナ禍で試合ができない時や、なかなか勝てない時もあったが、モチベーションを落とさずに大会に臨み、目標の近畿大会出場権を獲得できてよかった」と話した。

 男子の決勝は、開智が和歌山工業に2(25―18、25―16)0で勝った。紀南勢はこの他、田辺がベスト8だった。

 開智はみなべ町上南部中学校出身の堺目啓治君(1年)、和歌山工業は上南部中出身の久保恭平君(1年)がメンバー入りした。

 27校が参加した女子は、決勝で開智が和歌山信愛に2(25―19、25―19)0で勝った。3位は和歌山北と和歌山南陵。紀南勢は神島、新宮、熊野がベスト8だった。

 開智は上南部中出身の坂本実優さん(2年)、印南中出身の畑中舞桜さん(2年)と内田莉咲さん(1年)がメンバー入り。和歌山信愛は田辺市上芳養中出身で主将の松山遥香さん(3年)、上富田中出身の小松優佳さん(3年)がメンバーに入った。

 田辺工業男子のメンバーは次の皆さん。

 3年=高垣俐玖、堀友哉、小倉絃暉、川口悠斗、吉田颯太、三木海人、土井知空▽2年=大谷隼也、阿部凌人、辻海、大野晴登▽1年=笹倉樹、中本亮太朗、谷本滉汰、濱地昊、山口柊哉、壺井心温、穂積祐希、山本清正、山根颯、瀧本壮汰、森本琉海、岩崎大知、川口桔平、北川慎皓