ロウソクギンポの魅力紹介 串本海中公園で特別展
和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館で、体長6センチほどの魚「ロウソクギンポ」に焦点を当てた特別展が開かれている。岐阜市のフリーデザイナー、今井寛治さん(67)が、これまでに串本町の海岸などで撮影した写真を掲載している写真絵本にちなんだ企画。今井さんは「かわいさ、けなげさが伝わるといい」と話している。9月30日まで。
館内の特別展示室で写真パネル21点を並べているほか、映像を壁に映している。映像は随時、変更するという。
ロウソクギンポは紀伊半島以南の岩礁域に生息する。雌の産卵後、ふ化までの約1週間は雄が卵を守る。
今井さんは約10年前からカメラを向けるようになった。全国各地で水中写真を撮るが、ロウソクギンポは串本町でしか撮影しないという。
当初は「かわいいな」くらいの印象だったが、干上がった巣穴にとどまって卵を守り続ける雄の様子を間近で見て、命をつなごうとしている力に魅了された。「これまでに10万枚は撮っていると思うが、いつも新たな発見があり、まったく飽きない」と話す。
今井さんの写真絵本「がんばれ!ロウソクギンポ」(18センチ四方、全カラー42ページ)は、大空出版(東京都千代田区)が主催する「日本写真絵本大賞」の第2回(2021年)で、340作品の中から金賞に選ばれ出版された。
特別展について、森美枝館長(55)は「ロウソクギンポの魅力だけでなく、串本の海の豊かさ、素晴らしさも合わせて感じてもらえればありがたい」と期待している。
水族館は無休。営業は午前9時~午後4時半(最終入館は午後4時)。今井さんの写真絵本も販売している。
館内の特別展示室で写真パネル21点を並べているほか、映像を壁に映している。映像は随時、変更するという。
ロウソクギンポは紀伊半島以南の岩礁域に生息する。雌の産卵後、ふ化までの約1週間は雄が卵を守る。
今井さんは約10年前からカメラを向けるようになった。全国各地で水中写真を撮るが、ロウソクギンポは串本町でしか撮影しないという。
当初は「かわいいな」くらいの印象だったが、干上がった巣穴にとどまって卵を守り続ける雄の様子を間近で見て、命をつなごうとしている力に魅了された。「これまでに10万枚は撮っていると思うが、いつも新たな発見があり、まったく飽きない」と話す。
今井さんの写真絵本「がんばれ!ロウソクギンポ」(18センチ四方、全カラー42ページ)は、大空出版(東京都千代田区)が主催する「日本写真絵本大賞」の第2回(2021年)で、340作品の中から金賞に選ばれ出版された。
特別展について、森美枝館長(55)は「ロウソクギンポの魅力だけでなく、串本の海の豊かさ、素晴らしさも合わせて感じてもらえればありがたい」と期待している。
水族館は無休。営業は午前9時~午後4時半(最終入館は午後4時)。今井さんの写真絵本も販売している。